ゲーム・本(小説・漫画)・映画などの感想レビューがメインのブログです。

小説「AVP2 エイリアンズVSプレデター」感想

 映画では語られない(というか語ることのできない)プレデターの心理描写が多くあって嬉しかった。
 主役プレデター「ザ・クリーナー」と、今回の敵エイリアンとのバトルや、事態をややこしくする人間たちなどの三すくみで物語が進んでゆく。
 プレデターは「捕食者」というよりは古風な「狩人」であるわけで、そのプレデターの中にも階級や組織があることが見受けられた。
 映画では、戦場の熱気に反応する、だとか、勇者と認めたものに武器を渡す、だとかそういったさまざまな設定があるけれど。
 今回の主役プレデター「ザ・クリーナー」は、そういった映画版の「戦士」プレデターとは一味違う。
 彼は……、必殺仕事人なのだ!
 ……設定を語るとネタバレになるので語れないが、彼は「仕事人」あるいは、まんま「掃除屋」といえる存在だった。このクリーナーが最高に格好いいのだ。
2016-06-03 : 本(小説・漫画)関連 :
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小説「ヴァルトラウテさんの婚活事情」感想

 本日取り上げるは、電撃文庫より出版、作者「鎌池和馬」氏によるラブコメディ「ヴァルトラウテさんの婚活事情」です。
 鎌池氏といえば禁書シリーズがあまりにも有名ですが、本作「ヴァルトラウテさん」、これは北欧神話がベースになっておりますが、単語を知っていないと理解できない! なんてことはなかったです。
 ヴァルキリープロファイルなんかをやっていた人は理解しやすいでしょうが、ワルキュリエは英雄の魂を集め、オーディンのもとへ届けて来たるべくラグナロクに備える、というのが仕事です。

 が、そんなシリアス部分はぶっとばして、本作品はツンデレワルキュリエのヴァルトラウテさんと、天然ぽわぽわ少年とのラブコメがメインです!

 人間界の少年と天界のワルキュリエとの超遠距離新婚生活を描いたラブコメディ。
 ちょっと小難しい用語もでてくるが、基本的にはメタ的発言+ツッコミのノリで進むので、内容としては軽い。
 まさに「ライト」ノベルという感じで、軽く笑いながら読み進めることができた。
 もちろん、これだけで神話について分かった気になるつもりはないが。
 神話が気になる人にとっては、とっかかりにはなるのではないかと思う。


 以下ネタバレ含む感想。

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2016-03-04 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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艦隊これくしょん -艦これ- ケッコンカッコカリアンソロジー 感想

1巻 2巻 (amazonリンク)

 艦隊これくしょんといえば、ブラウザゲームとしてもはや大手といってもいい角川のゲームです。
 延期に延期を重ねたVita版艦隊これくしょんも2月に発売を控えていますね。
 今回、感想記事を書くのはその中でもコミカライズされた『艦これ』で、ゲーム中に登場するアイテムによって行えるケッコンカッコカリというシステムに視点をあてた作品です。
 アンソロジーの形をとっており、自分の好きなキャラクターを推してくる作家たちの一面を見ることができました。
 当たりはずれの激しいアンソロジーにしては絵柄は安定しており、可愛らしい艦娘の表情に注目したいですね。
 個人的には提督のイメージがあまりあわなかったのですが、それでもにやりとできる作品です。ケッコンカッコカリを夢見る提督さんはぜひ手に取ってみてください。

 個人的には木曾さん推しです。作中にはいないけれど。
 『お前らの指揮官は無能だな!』
2015-12-31 : 本(小説・漫画)関連 :
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小説「好感度が上がらない」感想

 「かなん」氏によるコメディ(?)作品「好感度が上がらない」を取り上げます。
 レジーナブックスつまりはアルファポリスつまりはもともとweb小説だったわけですが、サーフィンをしているときにみかけて読んで面白かったので購入しました。
 内容としてはいまどきもう珍しくもない中世的ファンタジー世界へ転生+αなものですが、だからこそ安定して読めるという安心感もありますね。ここのところ勇者さまに求婚などもともとファンタジーな世界のお話ばかり読んでいたので(あとは現代のミステリとか)ある意味では新鮮な気持ちで読み進めることができました。読みやすいですしね。

 天然な少女が主人公の作品。
 一応ラブ……コメディになるのだろうけれど、あんまりラブ要素はない。一人称で話は進み、慣れていれば読みやすい類のもの。ご都合的展開で進んでゆくが、特にそれが気にならなければ問題なく読める類。
 いっそすがすがしいほど開きなおった作品だった。
 とはいえ、私自身は楽しんで読むことができたし、ヒロインとヒーローのやりとりにはニタリとできた。
 たまの息抜きにはちょうどいい作品だった。

 以下ネタバレ含む感想。

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2015-12-18 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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漫画「君は淫らな僕の女王」一言感想

 普通に恋愛漫画だと思っていたから内容にびっくりした……。え、今時の恋愛本ってこれくらい普通なの?
 タイトルから想像していたのと全然違う。と、まあショックを受けたので流し読み。
 男女の清くない交際を描く恋愛? 漫画。自制心をなくし心の壁を取り払うことができる神さまの力によって……?
2015-12-14 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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小説「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4」感想

 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』四巻の感想になります。
 久しぶりに読んだのですが、神様が多く出てきたせいか、文章のノリが、こんな感じだったっけ? という印象。
 読んでいて苦、というほどではなかったのでかまいませんが。女たちの戦いや、主人公ベルくんたちのやりとりも面白かったです。今回は次に続くための準備編といったところでしょうか。本編のほかに短編二つも収録してあります。
 前回で一段落しましたが、次以降が、また大変そうですわ。

 さらに飛躍的な成長を遂げているベル・クラネルは、普通なら何年もかかってようやく到達するレベル2に、わずか数ヶ月でたどり着いてしまいました。これには本人も嬉しさのほかに、周囲の視線の変化という恐怖も味わうことになってしまいましたが。さらには、幸運のせいなのか、女の子関係のイベントがどんどんと発生していますね(笑)。まさかそんな加護じゃ……。

 続いて一時的とはいえ、パーティメンバーとなった鍛冶師の「ヴェルフ」とも友好的な関係が築け、なんとなしに持っていたミノタウロスのドロップアイテムである角で短刀を打ってもらいました。迷宮探索では、前衛の攻撃、中衛の防御、後衛の支援というスリーマンセルが基本らしく、リリという仲間がいるとはいえ、彼女はもともとサポーター(いわゆるアイテム係)。
 実質ベルくんソロといっても過言ではありません。レベル2であり、強力な魔法もスキルもあるとはいえ、ダンジョンとは一気に強くなったりするもの。
 これから二人では危険か、というところでのベストタイミングでしたね。素早さだけでなく、高い膂力も得たベルは、これからも活躍してくれることでしょうが、その分負荷も多いでしょうし、くじけないか心配ですね……。

 一方で、ベルくんを巡る女の争いも勃発していたり……(笑)。肝心のアイズには、まだ気になる程度の存在としか見られていませんが。
 ダンジョンに出会いを、は、使い捨て以外の登場人物は、ひとりひとりきちんとしたキャラクターが立っていて、読みやすいし、魅力的です。そこは評価できるポイントでしょうね。神様たちの濃いキャラクターには弱りますが、それも個性、ですか。
2015-12-02 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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小説「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか3」感想

 さくっと読み終えちゃいました。案外ページ数が少なかったけれど、きちんと物語をおさめてくれていて良いですね。限定版(のおまけのイラスト集)は、本編を気に入っているなら買っても良いと思います。
 今回は主人公ベルが弱い自分からまたひとつ脱皮するというお話。これにて第一部終了ということで、今後、果たしてヒロインと結ばれるのか……? ハッピーエンド至上主義なので、是非ベルくんには幸せになってもらいたい。

 かつて祖父から聞かされた英雄譚に憧れるベルくんの成長物語が、とうとう序章終了といったところでしょうか。ヘスティアも、一貢目、と言っていましたしね。
 今までは早熟するステイタスに助けられていたベルが、アイズから、体術も織り交ぜた、ぎりぎりで攻撃を避けながら反撃する技術も教わり、また一歩成長したということでしょう。

 アイズに、ギルド嬢エイナに、酒場のシル、サポーターのリリと、女神ヘスティア……、あれ、女性との出会いを求めてダンジョンに入っているはずが、もう相当出会っているのでは?

 と、思うところもありますが、ベルくんはどうやらアイズ一筋の様子。これが惚れているからなのか、単なる憧憬の延長なのかは分かりません。ようやくレベル2に到達したといっても、アイズはレベル6。まだまだ先は長そうです。

 想いが続く限り早熟するスキル憧憬一途が今後とも役に立ちそうですね。しかし、この成長速度を保っていけるかは分かりません。もしかすると、どこかで挫折を味わうこともあるでしょう。

 それでも、女神フレイヤが語るように、ベルには透明な純粋なまま育って欲しいです。人を疑いながら生きてゆくよりも、人を信じて生きて行くほうがずっと素敵ですから。
 もちろん、これからも、人の汚れている部分を見せ付けられることもあるでしょうが……。頑張れ! と素直に応援できる可愛い主人公です。

 頑張れ!
2015-11-30 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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小説「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2」感想

 今回ではベルくんに新たな仲間が加わりますが、その仲間のせいで問題が……?
 相変わらず人の良いベルくんが良い。殺伐としていつ命を落としてもおかしくない世界で、彼のような純粋さは貴重。
 物語性を持たせるために、少々展開が上手くゆきすぎ、と思う箇所もないではありませんが、全体を通して面白い良い仕上がりだったと思います。

 今回は「リリルカ・アーデ」という冒険者に恨みを持つ女の子が主役だったのですが、ベルくんの優しさによって、救われました。ベルの主神ヘスティアが言うように、ベルは「優しさを人に与えることができる」人間なのです。
 一方的に断じるのではなく、その人がどうしてこうなったのか、それを考えた上で、受け入れることのできるだけの度量がありますね。
 単純に冒険者として腕が立つ、というだけではない、人間として重要な要素を持っているのですね。そこらへんが、彼が身近な人に慕われるところでしょう。どちらかというと、ほっとけない弟、のような扱いを受けているような気がしますが(笑)。

 しかし、順調に成長を続けるベルですが、神の一人「フレイヤ」が彼を手に入れるために裏でこそこそしていたりするので、まだまだ問題はおきそうです。まあ、彼女のおかげで「ファイアボルト」という魔法をベルは習得できたわけですが、気まぐれな神に振り回されることはほぼ決定事項のようです。

 ちなみに、ファイアボルトとは、詠唱せずに使える速攻魔法です。通常、魔法は長い詠唱を必要とするものですが、ベルのファイアボルトは即座に発動できます。もちろん、威力はそこまでないですが。

 アイズへの恋は実るのか……? そして、なぜアイズは戦いに明け暮れるのか?

 残る謎は多く、これからも楽しみです。
2015-11-26 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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小説「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」感想

 『大森藤ノ』氏によるファンタジー小説、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』です。出版はGA文庫から。タイトルはこんな感じですけど、中身は意外としっかりしていました。
 主人公の「ベル」くんが純粋で、好感の持てる人物だったので気に入ることができて、応援しながら読むことができました。とても面白かったです。弱い主人公が成長していくお話で、彼がこれから心身ともにどんな成長を見せてくれるか、実に楽しみですね。一巻の中にかなりぎゅっと話が詰め込んであって、結構ハイペースで進んでいました。

 作中では神々は完璧であるがゆえに、不完全な人間界に降りてきたそうで、彼ら一人一人が持つファミリアが、そのまま冒険者たちのパーティとなっています。人間はいまままでモンスターの脅威におびえるだけだったのが、神の恩恵を受ける眷族になることで、モンスターを倒すことができるようになったと。

 このように、ゲームなどであるような設定をうまく世界に取り入れていました。神様たちも意外と俗っぽいのも面白かったですね。主人公あるベルくんは、最初は弱いですが「アイズ」という女性冒険者に助けられ、それによって発現した希少なスキルのおかげで一気に成長していきます。

 それでもまだまだ弱いですが、おごることなく堅実に歩みを進めていますし、人柄がとても良いので、応援してあげたくなる良い主人公でした。汚れていないんですよね。ダンジョンに出会いを求めて入っていますけど、後に明かされる理由も関係していて、とても純粋な少年なんです。
 祖父の語る英雄譚、美少女との出会いなどをまともに受けて信じているんですからね。そういった純粋さは非常に貴重です。というか、近くにロリ神のヘスティアさんいるじゃないですか!
2015-11-23 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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小説「失踪症候群」感想

 最近では『慟哭』も読んだ『貫井徳郎』氏のミステリ小説です。
 再読しました。意外と内容も覚えているものですね。
 さっくりと読めて、暇つぶしにはちょうど良かったです。綺麗に終わるので、それも安心かな。
 若者たちの連続失踪事件と、家族愛を描いている作品でした。

 久しぶりに再読。

 娯楽作品としてみれば十分及第点だが、ミステリとしてみると、そこまででもない。
 警察の裏側で活躍する謎の精鋭メンバーという設定は好きだけれど、その率いるリーダーが優れているので、推理もの、と言い切れないところが欠点か。
 彼にとっては全てが予定調和、そんな印象を受ける。
 家族関係で苦悩する人物たちが多く出てきて、そこらへんの人物の葛藤は結構好き。
 それに、最近読んだ同じ作者の『慟哭』よりもすっきりと終わるので、そこは安心できる。


 以下ネタバレ含む感想。

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2015-06-15 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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