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デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション その1「凛祢ユートピア」

 本作品「デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション」発売日は2015年7月30日。PS3作品のPSVitaへの移植作品で。
 PS3で発売された「凛祢ユートピア(2013年6月27日)」「或守インストール(2014年6月26日)」の二作品を収録したうえで、新規のリンカーネイションが追加されている形になっています。
  PS3のソフトから気になってはいたのですが、二本出ていたので踏み切れずにいたところ、同時収録の本作品が登場したので購入しました。ユートピアはアニメ一期、インストールは二期終了後からの物語だそうです。
では、スタート。「凛祢ユートピア」各ルートからです。次回はインストール、最後にリンカーネイションで締めとします。計3記事におさまるかな。

 以下ネタバレ含む感想。

・主人公
 五河士道。天宮市に住む高校生。
 精霊(※)とデートしてデレさせ、好感度が上がった状態でキスをすることによって精霊の力を封印する特殊な体質の持ち主。
 ある日、突如起こった十香の精霊の力の暴走を止めようとして気絶する。すると元の世界と「微妙な差異」のある世界へと迷い込む。しかし、記憶が改ざんされ多少の違和感を覚える程度になっている。
 ※人知を超えた力を持ち、異界より現れる存在。

・夜刀神十香ルート
 古風な言い回しをする純和風な美少女で、性格は天真爛漫。幼く無邪気で、少々世間知らず。個別エンドでは士道と結婚する。

・鳶一折紙ルート
 対精霊部隊ASTのエリート。寡黙で小柄な美少女。一見無愛想に見えるがその実、感情が表に出ないだけの(士道限定の)変態さんである。個別エンドでは士道と結婚して笑顔を取り戻す。

・四糸乃ルート
 幼い容姿の精霊で、非常に気が弱い。本人のほかに、よしのんという別人格がパペット人形を通じて話している。個別エンドでは士道は四糸乃を見守り続けることを決める。

・五河琴里ルート
 士道の義妹。後天的に精霊となった。精霊との平和的対話を目指すラタトスク機関の司令。個別エンドでは精霊が消えたことによりラタトスクは解体され、琴里は自由になる。

・時崎狂三ルート
 人の時間(寿命)を食べる精霊にして、自らの意思で人を殺していた精霊。何か目的をもって行動している。個別エンドでは本体から切り離された個体(このルートでの狂三)と士道がともに生きてゆくことになる。

・個別エンドのほかに、トゥルーエンドフラグがあり、その場合はどのルートでも謎の存在「ルーラー」によりリセットさせられる。

・園神凛祢ルート
 士道の幼馴染で世話焼きな少女……、だが、正体は強大な力の残渣が生み出した超越的存在「ルーラー」。士道を幸せにするため「凶禍楽園(エデン)」によって度重なるリセットによる数日間の世界の繰り返しを行っていた。しかし、その結果ルーラーのエデンに綻びが生じ始め、士道はルーラーの最終手段「無へと帰す者(パラダイス・ロスト)」を抜け出すことに成功する。そうして、自らの運命を受け入れた凛祢の力を士道は封印するが、残渣でしかなかった凛祢は封印と同時に消滅することになる。

・「凶禍楽園」に至るまで
 世界をやり直すエデンの効力は士道の死により行われる。そして最初のエデンが発動したのは、士道自身が持つ封印した精霊の霊力が暴走し臨界した際とされる。「凛祢」がエデンを発動した目的は「死ぬ」ことができるようになった士道が死なないようにするためであり、ただ士道の「死」の回避のみが目的である。しかし「凛祢」の発生原因は不明。何らかの役割を果たすために生み出されたとされる。

・それはあったかもしれない奇跡
 エデン崩壊後、時間は士道の霊力が暴走した時まで戻るが、死には至らず暴走は収束したことになる。しかし、学校への転校生として凛祢がやってくるのだった……。

・総評
 原作よりはアニメ版から入ったほうがわかりやすいかと。一期からのパラレル(オリジナル?)シナリオ「凛祢ユートピア」でしたが、わたしとしては後味の悪い物語だと感じ出ました。ですが、完成度は高かった、と思います。
 各キャラクターのシナリオが単一で完結するのではなく、最後の凛祢ルートにつながっているというのもよい設定ですし、あくまでも可能性の世界ということで、バッドエンドによる巻き戻し、つまりセーブ&ロードを許容する世界観は面白いものでした。
 AVGとして見ると、 モーションポートレートによる動く「絵」のよさはいうに及ばず、スキップの速度も速くQSQLによるシナリオ回収が容易なのも評価点です。また共通部分は少なく作られており、各キャラクターのルートを進めていきやすい難度で、本編が短いのも飽きさせないという点ではよろしかったのではないでしょうか。
 しかし、これはツインエディションとして見た場合であり、元がPS3のソフトであると考えると、ファンディスク相応の価値であると考えます。実際、ひとつのルートを攻略するのに一時間もかからないのです。システムも簡易的ですし、やりこみ要素はシナリオ(メモリー)回収以外なく、フルプライスではどうかと。
 ただし、ファンディスク相応と書きましたが、逆に言えばファンディスクとして見た場合の完成度は高い、ということになります。アニメ一期メンバーで、狂三まで攻略できる(正式には過去の時間の狂三)のですから。これは評価がわかれるところでしょうが、本体狂三の登場でカバーしているといえます。
 最初に後味が悪いと書きましたが、個人的にはルーラーに支配されたユートピアの世界でエンディングを迎えることが受け入れがたいがためです。シナリオ自体に文句はありませんが、そこが引っかかってしまいます。ですので、最終話らしい凛祢エンドが一番よかったと感じました。

2016-02-12 : ゲーム関連 :
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