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小説「町民C、勇者様に拉致される番外編」感想

 町民Cシリーズ完結とかいっときながら番外編でちゃいましたね。勇者様に求婚も番外編でましたしね。
 でもまあそれで綺麗に完結してくれたし、スポットを当てて問題をすっきり解決してくれたってところは評価点ですよね。
 番外編というか、んー。やっぱり完結編、かな。さて、今回の町民C。どうして勇者が今のような性格(無口無表情無愛想の3ぞろい)になったのか。町民Cの選んだ選択は正しいのか。
 そして、ふたりの今後はどうなるのか。それらすべての解が……、見つかるかもしれない。

 勇者様の隠された過去と真実。
 元町民Cにして元神子にして元星源樹にして現世界樹兼旅人C(長い!)に降りかかる難題。
 これでようやく綺麗に完結といったところか。4巻でもまあよかったが、今回はさらに勇者様にスポットが当てられていてよかった。
 物語的には、いろいろ設定なんだかは違うが王道的なものである。しかし、最後まで(視点変更はあるが)一人称を貫き、町民Cのツッコミで終わらせ。
 なによりにやにやさせてもらったので非常に満足した。シリアス部分もあれど、それを全部ふっとばすのが町民Cだ。

 あらすじ。
 始原との戦いから1年。世界樹となった町民Cと勇者は旅をしていた。魔物の脅威がなくなり、平和となった世界を町民Cは楽しそうにみてまわる。そして、勇者はそんな町民Cをみることで、失った感情を得ることができた。
 だが、立ち寄った街で事件は起こる。地下水脈に残っていた残留瘴気によって水脈自体が魔物となり、街の人々を襲い始めたのだ。この事件で町民C……、世界樹は大きな痛手を受けるも、仮死状態となりなんとか命は失わずにすんだ。
 しかし勇者は町民C(本当の名前をセレスという)を失いかけたことで絶望を知った。どちらも相手のことを思いやることができる勇者と町民C。勇者はもう手放したくない、と、いまだ療養中のセレスに結婚を申し込むのだった。

 終わり。

 いやぁ……。
 笑えるわ、シリアスだわ、笑えるわ、にやにやするわ、にやにやするわ、にやにや……。
 とにかくもう面白かったですね。ていうかあんたら普通に恋人すっとばして家族やんけ、って感じでしたし。

 いまさら結婚だどうのこのって、ねぇ。神官さんも、ようやくかよ! って突っ込んでいましたし。
 まあ町民Cが鈍感っていうか、なんていうか。そういったもろもろを意識してないってのが問題だったわけで。
 そこを突っついてやれば、あとは好きだーってことを自覚させちゃって、じゃあ結婚しちゃいなYO。というナガレ。

 神官さん畳み掛けたなぁ……。
 この物語のラスボスはにこにこした神官さんかもしれない……!

 とまあこんな感じで、テンションが高くなるほどでした。とても面白く読ませていただきました。
 なんだか1巻から追いかけてきたのが懐かしいです。先が楽しみな本って、いいですよね。
 ……勇者様に求婚のほうはちょい止まっているんですけど。

2014-03-31 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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