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映画「劇場版ペルソナ3 #2 Midsummer Knight's Dream」感想

 アイギス! 一番大好きなアイギス登場! アイギスの××××(以下ネタバレにつき伏字(笑))。
 とはいえ、アイギスはメインといえばメインでしたが、今回は別の人物、別の想いに焦点があてられていました。
 とりあえず第一章と同じようにネタバレは最小限にするとして、ゲームユーザー、あるいは新規ユーザーでも、ふんふん、こんな感じなんだなぁ、という雰囲気を伝えたいと思います。
 前回、こころが「がらんどう」だった結城くんが「友」を得たことで、ひとつこころを得たことによっておこる「想い」の変化を表した第二章でした。
 というか、普通に泣きそうでした。第一章の時点では、おお! という感じで盛り上がってみれたのですが、今回の第二章は面白いと同時に、しんみりと泣きそうになる仕上がりでした。
 すっごい面白いです。ペルソナ3が一番好きなペルソナなので、駆け足ですけれど、ここまでうまくまとめてくれると満足感しか残りませんね。

 アイギスとシャドウ以外の敵対勢力の登場がメイン。
 さらに新しく(元)探索メンバーが復帰するも……。
 ペルソナ3らしい出会いと別れをテーマにしたシナリオだった。これからも暗い展開が続くだろうが、主人公の心の成長には期待したい。
 かけがえのない「絆」を育むことができるのだろうか。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 季節は夏休みを過ぎもう秋に入ろうとしていた。そんな最中、S.E.E.S.メンバーは新たに、小学生でペルソナに覚醒した「天田乾」少年と、彼に懐きさらにはペルソナを使える犬「コロマル」。メンバーから脱退していた三年生の「新垣真次郎」。
 桐条グループで開発された対シャドウ兵器、機械の乙女「アイギス」を加えていた。特に、天田少年には2年前に母親をシャドウ関連の事故で亡くしたことで命をなげやりにしていたが、新垣には懐いていた。
 またアイギスも「結城理のそばにいることこそ、もっとも優先すべき事項である」と、面識がないはずなのに、理を最優先するという不可解な行動にでていた。

 さらに、新たな仲間が増えただけではない。影時間、しいてはタルタロスやシャドウを消すことができるかもしれない方法が、過去の桐条グループのデータから判明したのだ。
 それは過去に桐条グループの当時の当主らが、シャドウを使って研究していた「時間操作」という禁忌に触れる行いによる暴走事故。それにより飛び散った12の大アルカナに相当する満月の夜に現れる12の大型シャドウを全て倒すことだった。

 だが、そこに「ストレガ」と名乗る集団が現れる。そのリーダーは、影時間を消すということは、自らが得た力を否定することである。「今、シャドウと戦っているときこそが、きみたちはもっとも輝いているのではないのかね」と疑問を投げかけた。
 この言葉にもっとも動揺したのは「結城理」だった。今までの自分には何もなかった。死すらどうでもいいものだった。しかし、影時間のおかげで「友」との「楽しい」という「時間」を得ることができた。
 ならば影時間が消えたらどうなる。「万物は変化し続ける」「ならば変化を拒めばいいのか」……。

 終わり。

 こころとは複雑なものです。「想い」はときにこころを強くすることもあれば、こころをもろくしてしまうこともある。
 結城くんは、今そこにぶつかっています。彼の想いは「いつまでも友と呼べる人たちと、楽しい時間を過ごしてゆきたい」というものです。
 ですが、現状彼は「シャドウ討伐のため」という理由でS.E.E.S.が結成されていると考えています。影時間が消えれば特別課外活動部も自然消滅するはずだと考えてしまっています。

 だから、彼は「シャドウから仲間を護りたい」と想うと同時に、こうも想ってしまうのです。「果たして影時間がなくなったとき、自分はなにを得ているのだろう。あるいは、失ってしまうのだろう」とも。
 「万物が変化して行くのなら、変化を拒めばいい……。シャドウを全部倒さなくてもいいじゃないか。このまま、ずっと……」と。しかし同時に「シャドウによって被害が広がるならば、全て倒すべきだ」という想いもあるという矛盾に悩まされているのです。

 しかし、時は待ってはくれません。いくら悩んでも時は流れ続けます。それはつまり変化しているということ。変化を拒もうとしても、それは不可能なことです。
 万物は流転する。始まりがある限り終わりがあり。生がある限り死は訪れる。これは絶対に人にとって避けることのできない問題です。
 特にこころをようやく手に入れ始めた結城くんにとっては、考えもつかなかったことでしょう。いえ、無意識に避けていたのかもしませんね。
 ですが、今回「理のそばこそが自分の居場所」と語るアイギスという機械の乙女の登場によって、それも「変化」していくはずです。結城くんもアイギスにはなにかを感じているようですしね。
 決して「変化」とは悪いものではありません。これからの結城くんの「変化」に、幸あれ。

2014-06-07 : 映画関連 : コメント : 0 :
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