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漫画「フェイト/エクストラ CCC Foxtail(1)」感想

 Fate/EXTRAプレイ済み。Fate/本編は劇場版で見た。Zeroはリアルタイムでみた(以下EXTRAとCCCと表記)。
 EXTRAに関しては、三週目キャスターでクリア済み。今回のフォックステイルは時事的にもちょっと嬉しかったり。
 EXTRAの番外というか、可能性のひとつがCCCということなのかな。CCCは現在プレイ中第二章まで。
 本編は三人からひとりを選んで戦い抜くRPGでしたが、今回はそのうちのひとりキャスター(=狐娘)を主役としたコミック化作品です。番外編としてセイバー(=いわゆるFate/セイバー)編も入っていましたが、あちらのほうが本編に沿った内容なの……、かな。

 とりあえず一巻なので星は4。
 個人的には5あげてもいい満足度だった。Fate/EXTRAはクリア済み。CCCは概要と大まかな流れしか知らないが、本当にこんなノリなのか疑問だ(笑)。
 Fate/シリーズといえば、過去の英雄たちの力を競わせる、と見せかけて登場人物たち心理描写や関係=想いを描いていくものだが。
 このフォックステイルも、主人公「岸波白野(男)」が「自己の存在とはなにか探す(これはゲーム本編でも同じテーマ)」ことがメインのテーマとなっている。
 絵柄は綺麗で書き込みもそこそこ十分。本編フォックステイルはキャスター編。番外編としてセイバー編も入っていて、なんだかお得な気分だった。
 そしてそれぞれ説明してくれるし、関連する重要なキーワードがでてくるので、読み込む面白さがある。
 EXTRAのサーヴァントや登場人物はどれも魅力的なやつらばかりなので、これからにも期待ができる。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 時は2030年。自然・生物災害によって地球の生命体は絶滅の危機に瀕していた。これを受けて各国政府はどうにか食い止めようと動き出したが、崩壊は止まらない。
 しかしこの後、エネルギー資源の豊富な地域を得た『西欧財閥』が、地球全体の三割を支配することとなり『資源の平等な分配による人類の管理』を目標に掲げるまでに至った。
 さらに、西欧財閥が『月』に人類の有史以前から存在する『フォトニック結晶』を利用してつくられた記録装置、通称『聖杯(ムーンセル・オートマトン)』を発見する。この『聖杯』の研究開発が進めば、エネルギー問題を解決できるかもしれない。
 西欧財閥は各国の宇宙開発を中止させ、自らの手によってのみ研究を進めることにした。……しかし、それに反抗する存在がいた。

 通称『魔術師(ウィザード)』。かつて存在した『魔術師(メイガス)』が変化したものだった。魔術師たち量子ハッカーは自らの『精神』を電脳化して『月』に接続し、人の『ココロ』を理解するために『月』が開催していた『聖杯戦争』に参加することを決めた。『聖杯戦争』を勝ち抜けば、未来予知すら可能にする『聖杯』を用いて『なんでも願いを叶える事ができる』とされているからだ。
 ここに『西欧財閥』から派遣された次期当主『レオナルド・B・ハーウェイ』。レジスタンス『遠坂凛』。錬金術師『ラニ=8』。最後に自らのことすら忘れてしまった空っぽの『岸波白野』ら、他多数による『聖杯戦争』が始まり、徐々に敗者が生まれていった。

 ……はずだった。しかし、レオ、凛、ラニ、白野らは、『表』で行われているはずの正規の『聖杯戦争』から零れ落ち『裏』の空間へと迷い込んでしまった。しかも、残っているサーヴァントも、レオのガウェインと、白野のキャスター(クラス名)だけ。
 一体どうして裏へと落ちたのか。あるいは、誰かが何かの目的で裏へと落としたのか。白野たちは、唯一のヒントである、サクラの樹の下に広がる『サクラ迷宮』を攻略することで、謎を解くことを決めるのだった。

 ※おまけとしてセイバー編収録。

 終わり。

 容赦なくネタバレするんでそのつもりで。
 
 やった! 岸波くんが学園生活をエンジョイしているぞ! →やっぱり絶望的展開。
 この流れやめろよ……。と素で思いました(苦笑)。
 岸波くんは、EXTRA本編では、サイバーゴースト、つまりは電子空間のバグ。NPCが自我を持ってしまった存在でした。結果、自分が存在する意味を探すというのが重要なテーマとなっていましたが、彼が得たのは『どんなことがあっても、前に進んでいけばいい』という答えでした。
 そうして聖杯戦争を勝ち抜き、聖杯にこれ以上の聖杯戦争をやめるよう願い消え去ってゆきました(もともと不正なバグであるため、消え去る運命だった)。これがEXTRAです。

 ではCCCは? 内容によると、第七回戦(EXTRAではトーナメント形式で七回戦って勝ち残ったものが勝者)目前に、裏側へ落とされたとされています。
 そして、その際に岸波くんは経験も、記憶もそのほとんどを失いました。相棒であるキャスターも程度は低いが同じなんですが、岸波くんはそれ以上にぽっかりと穴があいたような感覚を覚えているようです。

 で、そこで岸波くんはどう考えたか。『自分を失ったのなら、また探せばいいじゃないか』というもの。
 もう凄いとしかいいようがない。表でも裏でも、自己の一部を損失しても本質的には同じものであるということがわかりますね。魂がイケメンです。
 そんな感じで、基本的には暗い話なはずなんですけど、相棒の良妻賢母キャスターがシリアスをことごとく砕いてくれるので(強がりなんですが)岸波くんも頑張れる、と。これから二人三脚で頑張って欲しいですね。
 あと面白かったのがはっちゃけているレオくんですか。きっと、これも彼の一面なんでしょうね。幼い頃から王たれ、と教育されてきた彼がはじめて、裏へ落ちたことによって素の自分を出せたのではないでしょうか。
 ……すっごい、アレ、でしたけど(笑)。

 さて、番外編というか、第二の話であるセイバー編は、こちらはランサーを使役する凛がボス。
 そして、彼女の隠しておきたい本音を暴くことによって、心と心の対話をしてお互いを認め合う。そういったCCCの目的のひとつが明かされる話でした。
 そしてセイバー可愛かったです。まあ私はキャスターのほうが好きなんですけどね。由来的にも。

2014-09-29 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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