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小説「名探偵なんか怖くない」感想

 今ではトラベルミステリで有名な西村京太郎氏の作品の中では、やや毛色の違う内容。全四部作だが、一作目のこれしかいまだ読めず……。
 初期の頃は、色々と挑戦していたのだなと感心。もちろん、今の十津川シリーズも好きだが、こういった内容も良い。

 各国を代表する名探偵たちが一堂に集い、各々会話に花を咲かせるのは読んでいて楽しい。また彼らが活躍した事件や、性格に対しての指摘も良い。
 これだけ読まれている作品から探偵を出すのだから、ファンにとっては、いまいち不安になるかもしれないが、十分魅力は出ていたと思った。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 日本の富豪「佐藤大造」が、世界で活躍した名探偵「クイーン」「ポワロ」「メグレ」「明智」の四人を招待し、三億円事件を再現した推理ゲームをすることを提案した。
 この奇妙な申し出を、名探偵たちは引き受け、犯人に選ばれた青年「村越克彦」の行動を予想、見事推理を的中させてゆく。
 しかし、クリスマス・イヴの夜、村越が消え、さらには三億円全てが焼却されたことで、事態は急転する。名探偵たちは各々推理を進めて、事件解決のために動き出すが、犯人(と見えた男)の自殺という結果に終わった。

 だが、それらは全て大造の計画したものだった。彼は富豪だったが、多額の税金を支払わなければならない。そのために、三億円を損失したことにして、税金の控除を狙ったのだった。
 最初は騙された探偵たちも、さすがは「名」探偵。離日するまでに真相にたどり着き、大造を捕まえることに成功するのだった。

 終わり。

2015-05-15 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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