ゲーム・本(小説・漫画)・映画などの感想レビューがメインのブログです。

小説「RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日」感想

 「RDG」シリーズ第五巻です。
 いよいよ物語も終わりに向けて加速してゆくといった感じで、どんどん問題が出てきます。
 これらは、今まで泉水子たちが目を背けてきたものでもあるので、どう向き合ってゆくのでしょうか。
 では、感想です。

 ついに、今まで守られてばかりだった泉水子が、自身の気持ちに気づき、自ら動くことになった第五巻。
 今回は全編はらはらしっぱなしで、非常に楽しませてもらった。しかし、最後に大きな爆弾が……?
 内容もいよいよ大詰めということで、最後に期待したい。

 泉水子も、深行も、宗田姉弟も、万物は皆、良くも悪くも変わってゆく。それを良い方向に持っていけるかが、重要なのだろう。
 それと、高柳がこんな癒しキャラクターになるとは思わなかった(笑)。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 ついに学園祭が始まった。陰陽師の暗躍や、幽霊騒ぎなども起こったが、どうにか学園祭は進行してゆく。
 しかし、泉水子が高柳の陰陽術にはまってしまったことで、事態は急転する。
 泉水子は大勢の陰陽師に、自らが持つ希少性を見せ付けてしまったのだ。複数人でかけた術を破り、その上でさらに術を上書きしてしまう。
 そのことに気づいた彼女は、真澄に誘われて、異なった層へと逃げてしまった。

 その頃深行は、真響が提案してきた偽装婚約の対話をすることで、自らの本心、なにより父親の雪政が選んだ道を理解した。その上で、周囲を傷つけることはできないと、偽装結婚の話を蹴った。
 そして、層を越えて泉水子の元へと向かった。やがて、無事に泉水子と再会することに成功するのだった。

 しかし、今回のことで泉水子の希少性がはっきりとした。高柳でも、真響でもなく、世界遺産候補には、泉水子がなることになったのだった……。

 終わり。

 補足
 陰陽師の術:化学薬品を利用した結界を張っていた。さらに山伏や忍の結界も混ざり合い、鳳城学園はめちゃくちゃな状態だった。
 偽装婚約:真夏のことを最優先する真響のために、戸隠の忍たちが婚約を勧めていた。それを回避するため、真響は深行に提案した。
 層:人間のクラス層、電波が飛び交う層、そして神霊の住む層など、さまざま。

 とまあ、こんな感じでしょうか。今回は一気に物語が進みました。
 泉水子が、もうだめだ、と、真澄の提案に従って神霊の層で暮らそうかと思い始めたときには、アニメで展開を知っていたとはいえヒヤリとさせられましたね。

 代わりに、アニメでは飛ばし気味になってしまっていた各人物の心情も詳しく描かれていて、そこは嬉しいところ。真澄がなぜ、泉水子を選んだのか。真響の本心とは。
 真澄は神霊であるがゆえに、とても純粋な存在であると言えるでしょう。だからこそ、本能的に同質の存在だと理解した泉水子に好意を抱いた。そんなところでしょうか。

 一方で、真響は真夏のことを考えるあまり、真澄に関してまで考えが至らなかったことが、失敗だったと。神霊でさえ変化してゆくというのに、自らの変化を拒んだ事で、真澄とズレてきてしまったと。

 ここら辺は正直、説明するのも難しいのですが、まあ感覚で分かれば良いでしょう。
 それでは、まとまりがなくなってきたので、泉水子、深行、宗田姉弟たちの成長には目を見張るものがあった第五巻の感想を、終えたいと思います。

2014-01-19 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

Pagetop
« next  ホーム  prev »

呟き


プロフィール

風見澄香

Author:風見澄香
 据え置きはPS4しかないSONY大好きな雑食管理人。
 購入するゲームはほとんどPS4のもの。
 あとはヴァイスシュヴァルツと携帯電話のアプリゲームを趣味程度にやっています。

カレンダー

ブログ内検索

アクセスカウンタ

本棚

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ