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小説「魔法科高校の劣等生2 入学編下」感想

 「魔法科高校の劣等生」二巻です。
 内容は一巻から続いて、上下巻となっており、前回から発生する事件がひとまず解決、というところで終わっていました。
 きっと、これからも、お約束のとおり事件+解決のセットで進んでゆくのでしょうね。そういった点では、中身もあって良いのではないでしょうか。
 科学的な魔法だと、最近読んだリリカルなのはもそうでしたが、専門用語が多くなるので、そこらへんの説明があるのは仕方ないですし、ゆっくり読んでゆきたいと思います。

 優等生の妹と、劣等生の兄のシリーズ第二巻(内容としては、一巻と上下で続く)。
 一巻で登場した人物たちもきちんと活躍して、新たに登場する者も含め、多い人物たちを上手く動かしていた。

 主人公達也の隠された能力も、わずかながら見えて、司波兄妹の関係性にもこれから注目していきたい。
 また、冷静で落ち着いた主人公は好きなので、これからも彼の活躍に期待したい。

 文章的には、説明が多いところが、読んでいて気になるかもしれないが、十分面白かった。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 風紀委員になって早々、部活間のいざこざを、特殊な魔法技術で止めた達也だったが、それが原因となって、世界で暗躍する反魔法団体「ブランシュ」に目をつけられてしまった。

 ブランシュは、自らの才能や努力から目を背け、一部の富裕層を妬んで「平等」を叫び、テロ活動を行っている危険な集団だった。
 魔法技術で主席の深雪にも、危険が及ぶのではと、ブランシュの活動を調べることにした達也だったが、第一高校内部での、一科と二科の差別反対活動(思い込みだが)に、便乗する形で、ブランシュのテロ部隊が潜入してきた。

 これを、教師と達也所属する風紀委員が鎮圧してゆき、やがて、組織の一部だが、ブランシュを潰すことに成功するのだった。

 終わり。

 魔法は優れた能力を持つものの、それに見合うだけの過酷な労働を課せられる現実。そして使い潰すかのように使うしかない現実。一方で、魔法が使えないというだけで、自ら卑下して向上心を忘れるものがいる。

 そういった両者の意識の差が出た内容でした。こういった差別問題は現代でもなくなりませんし、扇動する人々もいなくならないから、難しいですね……。

 主人公の達也も二科生ですが、彼には別の才能があったために、腐らずにすんだ、と語っています。
 なんでも、演算領域が何かに特化した魔法(例えば、構造物の分解など)で埋まっており、それがために通常の魔法が使えないのだとか。これが彼の抱える秘密の一部のようですね。

 達也はむやみに叫ばず、冷めた性格です。説教くさいことは言いますが、本人の経験によるものからくるので、薄っぺらくなく、好みの主人公ですね。

2015-03-09 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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