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映画「パシフィック・リム」感想

 映画「パシフィック・リム」ようやく見てきました。
 非常に評判が良さそうだったので、とても気にはなっていたのですが、なかなか見る機会が訪れず……。
 今回は吹き替え版で見ましたが、これは正解でした。字幕版だと、きっと集中力が散漫になってしまったと思います。声も違和感なくはまっていて良かったです。

 パシフィック・リムは、巨大怪獣と巨大ロボの戦いがメインの映画で、敵役はそのまんま「KAIJU」です。これは監督のギレルモ・デル・トロ氏が、特撮フリークだからだそう。

 なるほど、ロマンあふれる映画でした。
 巨大人型兵器ってだけでも面白いのに、蛇腹剣に、第三の腕に、仕込み刃、ロケットパンチなどなど、もう見ているだけで楽しい。
 怪獣も特色が揃っていて、一匹一匹良く作りこまれている。お互いに傷つきながらぶつかり合う。ロボと怪獣のバトルは最高でした。

 ただ、ひとつ言うと、日本の怪獣は、どちらかというとその背景に注意して、基本的に複雑な設定を持っています。
 パシフィック・リムの怪獣は、背景があっさりしていて、もっと魅力的なキャラクターになれたのでは? と思いました。
 とはいえ、ストーリーの都合上、これ以上の設定は難しい。怪獣もののお約束である、人類側の絶望感が十分にあったので、それは良かったですね。

 それでは、細かい感想を。

 巨大ロボットが怪獣と戦う。殴り合って激しく壊れても殴る殴る。ギリギリの死闘を超えて勝利する。
 しかし、それだけでは終わらない……! 原因を取り除かなければ!
 というストーリーで、ようするに、地球上に突如「怪獣」が出現したので、巨大ロボを作って対抗する。
 という、ロボット好きにはたまらない内容ではないだろうか。
 特にロボットが徐々に壊れてゆくさまなど、美しさと儚さを感じるほどだ。
 と、ここまでなら良いのだが、個人的には問題解決手段に不満があるのと、全体的に夜の戦闘シーンが多く見づらかったという点で星四としている。
 だが、ロボ、メカ好きなら見て損はない。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 2013年。太平洋深海に生まれた時空の亀裂から、巨大な化け物「KAIJU(怪獣)」が出現。その破壊的な能力によって、いくつもの国が致命的な損害を受けた。
 陸海空の全面攻撃で討伐することに成功するが、その後再び怪獣が出現した。これを受けて、人類は一致団結して怪獣に立ち向かうことを決める。怪獣に対抗するための、巨大兵器「イェーガー」を生み出し、ようやく怪獣と安定して戦うことができるようになっていた。

 しかし、その平和は破られる。進化したとしか思えない怪獣の能力上昇によって、イェーガーが次々と破壊されてゆく。また、凄腕のパイロットだった「ローリー・ベケット(チャーリー・ハナム)」も、兄を失うことになった。
 破壊され続けるイェーガーでは、もはや怪獣にかなわないとして、政府はイェーガー計画を凍結。人類は、「命の壁」と呼ばれる海岸防護壁製造計画を進める。

 しかし、命の壁も2024年に破られ、ローリーの上司でもあった元軍人「スタッカー・ペントコスト(イドリス・エルバ)」は、レジスタンスとして香港にイェーガー部隊を集結することにした。
 現存するイェーガーは、最初にして最後の第五世代「ストライカー・エウレカ(オーストラリア)」、三人兄弟が操る第四世代「クリムゾン・タイフーン(中国)」、最古参の第一世代「チェルノ・アルファ(ロシア)」。
 そして、ローリーが兄を失った愛機、第三世代「ジプシー・デンジャー(アメリカ)」の四機だけだった。

 そして2025年、史上初となるカテゴリー4(超大型)の怪獣が香港沖に出現する。その後も、今までにない速度で、次々と現れる怪獣に、クリムゾン・タイフーン、チェルノ・アルファが失われる。
 起死回生の策は、怪獣が出現する時空の亀裂で核爆弾を爆発させ、通路をふさいでしまうこと。ストライカー・エウレカと、ジプシー・デンジャーは、最後の戦い向かう。

 そして、襲い掛かる怪獣を退け、ストライカー・エウレカの自爆で道を切り開き、原子炉を搭載しているジプシー・デンジャーの自爆によって、通路はふさがれた。
 こうして、少なくない犠牲を払いながらも、人類の長きに渡る戦いは終わった……。

 終わり。

 ※補足
 イェーガー:対怪獣用に生み出された人型兵器。二人のパイロットが、神経接続によって、それぞれ左脳と右脳を担当して動かす。そのため、パイロット同士の相性が重要。怪獣の進化によって劣勢に立たされた。
 KAIJU:怪獣。時空の亀裂の向こう側にいる生命体が生み出し、植民地獲得のため、人類を抹殺すべく送り込んでいる化け物。クローンで数が多く、現在までに出現しているものは単なる斥候らしい。

 そんな感じで。
 非常に面白かったです。イェーガーという巨大兵器も、必ずしも怪獣に勝てるとは限らず、ぼろぼろになって、追い詰められて……。
 ロボは傷ついてなんぼですから。とても熱い展開でした。特色あるイェーガーたちが戦うシーンはまさに圧巻です。

 頑張れ、ああ、危ない! と思いながら見ていました(笑)。

 クリムゾン・タイフーンと、チェルノ・アルファは、案外すぐに負けてしまって、ストライカー・エウレカとジプシー・デンジャーが基本的に主役でした。
 日本のコヨーテ・タンゴは回想のみの登場で、残念でしたけど。決戦の場に遅れてくるのかな、と思っていたのに(苦笑)。
 海に囲まれた日本なんて、それこそ怪獣の攻撃でぼろぼろなのかもしれません。

 あとは、海上で戦うシーンが多くて、どうしても陸上よりゆっくりとした動作になってしまっているし、暗くて見づらかったです。

 それでも重量感は凄くて、香港の街を破壊しながら戦うシーンは凄い迫力でしたけどね。タンカーを掴んで殴りつけたり、コンテナで殴りつけたり。
 武装もしていますが、イェーガーの武装は基本的に決戦兵器だから、使いどころが難しいのでしょう。

 また怪獣も、空を飛んだり、溶解液を飛ばしてきたり、電磁波を生み出したり、とそれぞれ特色があって、本当に絶望感がある。こんなのに勝てるのかよ……、という感じが。
 だけど、イェーガーがそれを覆して勝利する。もう熱すぎです。

 個人的には、高度から着地して砂煙が発生するシーンが好きです。

 ですが、少々気になったところも。

 なにより、問題解決手段が核であること。もう洋画でこれを言っても仕方ありませんが、やっぱり核かぁ、と複雑な気持ちになりました。
 今の洋画では、核が、単なる決戦兵器=問題解決手段になってしまっているように思います。
 これはアベンジャーズでもそうでしたね。あの時はさほど気にならなかったのですが、ちょっと敏感になっているのかもしれません。

 リアル路線で行きたいのはわかりますが……。

 とまあ、色々書きましたが、面白かったのは確かです。
 巨大ロボットと巨大怪獣のバトルシーンは、見事の一言。ロボット好き、怪獣好きという人には、おすすめできる作品でした。

 ……なんだか、箇条書きみたいになってしまいましたね。そのうち書き直すかもしれません。
 それでは、これで感想を終えたいと思います。

2013-09-15 : 映画関連 : コメント : 0 :
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霞澄香

Author:霞澄香
 据え置きはPS4しかないSONY大好きな雑食管理人。
 購入するゲームはほとんどPS4のもの。
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