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小説「勇者様にいきなり求婚されたのですが1」感想

 小説「勇者様にいきなり求婚されたのですが」は、「富樫聖夜」氏による恋愛小説(コメディ?)です。
 勇者様と聞くと、最近では綺麗に完結させた「町民C」が浮かびますが、内容も似ているように思えました。無表情な勇者、苦労人の仲間、一人称+ツッコミでの進行など。
 そうはいっても、ストーリー展開は異なるし、人物たちの描き方も違うので、気にはなりませんが。

 ラブコメディがシリアスになるのか、これからの展開に期待。

 ファンタジーゲームちっくな世界。
 その他大勢(モブ)に過ぎないはずの侍女Aが、勇者様(メイン)に、求婚されることによって起こるドタバタ劇。
 なぜ勇者が侍女を好きになったのか、という具体的な理由がまだ明かされず、運命の一目惚れなのか、あるいは何かあるのか、気になる。

 文章は一人称で、基本的には侍女Aの「アーリア」の語りとツッコミで進んでゆく。おまけとして、勇者視点も入っている。
 今のところは、黒い勇者と、侍女Aのツッコミで、明るい感じで進んでいるが、どうにも雲行きは怪しい。

 一巻ではまだ評価は難しいが、二巻以降を読もうという気持ちにはなった。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 シュワルゼ王国の姫が、魔王にさらわれた。腕利きたちを使って救出を試みるが、魔王は強く、悪戯に被害が増えるだけだった。
 そのため、神託を受けた勇者とその仲間に、国王は助力を求めた。話を聞いた勇者一行は、魔王を倒して見せようと宣言した。

 果たして、魔王は討たれた。王道的に行けば、あとは、勇者と姫のロマンスが……。
 と、思いきや、勇者「グリード」が求婚した相手は、姫様付きの侍女Aにすぎない、自称モブキャラの「アーリア」。
 周囲が驚く中、我関せずのグリードに、アーリアは内面でツッコミを入れながら、普通の生活のため求婚を断ろうとするが、どんどん外堀が埋められてゆく。

  グリードは、今まで感情を持てず、空っぽの心のまま生きていた。それが、アーリアに惚れたことで、はじめて感情を得たために、どうしてもアーリアを欲しくなったからだった。

 終わり。

 補足。
 グリード:単なる平民の村人(それでも優れた能力を持っていた)だったが、勇者の神託を受けたことで勇者になる。勇者にのみ与えられるさまざまなスキルを持つ。
 アーリア:姫様の侍女の一人である下級貴族。面倒を嫌う実家を持ち、本人も普通が一番と語る。ツッコミEXのスキル持ち。
 スキル:先天的、後天的に得る特殊な技能。「分析」「隠密」などがある。

 作中で何度も書かれますが、アーリアはただのモブで、普通を愛する侍女Aにすぎません。それが、勇者に惚れられて……。普通じゃないことになってしまった、という感じです。
 まあ、本当にモブなのか、あるいは何かあるのか分かりませんが、多分本当に一般人でしょう。

 逃げるアーリアに追うグリード。グリードの黒さがどう発揮されるか、アーリアのツッコミが冴えるか。二人が、これからどんな関係になってゆくかが、楽しみですね。

 また世界に関しても、女神や魔王、システムなど、どうにも怪しい雰囲気があって、魔王が討たれても、まだまだ平和な世界が来ることはなさそうです。

2016-06-10 : 本(小説・漫画)関連 :
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風見澄香

Author:風見澄香
 据え置きはPS4しかないSONY大好きな雑食管理人。
 購入するゲームはほとんどPS4のもの。
 あとはヴァイスシュヴァルツと携帯電話のアプリゲームを趣味程度にやっています。

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