ゲーム・本(小説・漫画)・映画などの感想レビューがメインのブログです。

小説「ネクストライフ」感想

 webからの作品で、web版は完結していて、読んでいました。
 ところが、こちらはweb版とは異なるストーリーになっていて、また文章も上手くなっていて読みやすかったです。
 主人公が圧倒的な魔法技能を持っているなど、最近読んだ中では、オーバーロードに似ているかもですが、それよりもあっさり読める、ライトノベルらしい作品でした。

 地球の世界から、ファンタジーな新世界に迷い込んだ一般人。
 彼は、そこで、圧倒的な魔法戦闘能力を持った、賢者マリウスになってしまった。
 マリウスは、自身の強すぎる力、なにより、常識の通じない新世界に戸惑いながらも、なんだかんだで生きて行く……。

 こんな感じで、戦闘スペックが高い主人公が、それ以外の面で苦労しながら、敵を圧倒するというお話。
 私は四天王の一人~、とか、私の上には~、とか、言いながら、悪者がやっつけられるのが好きな人にはおすすめ。

 内面の苦悩描写も細かいが、それで歩みが遅くならず、区切りまで行ったので、今後に期待。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 ごく平凡な高校生だった「山田隆司」は、雪山で遭難し、死亡したと思った瞬間、気がつくと魔法の存在するファンタジーな新世界に迷い込んでしまっていた。
 それも、彼が好んでプレイしていたゲームのキャラクター、賢者「マリウス・トゥーバン」の容姿、能力を持った状態で。
 目覚めた森の中で出会った、モンスターテイマーの少女「アネット」と、彼女の友人である、オークの「デュラン」、コボルトの「ベン」と共同生活を始めることになったマリウス。
 だが、アネットを追っている領主軍と出くわしたことで、マリウスは彼女と別れ、ホルディア国公爵シュナイダー家に、魔法使いとして雇われることになった。アネットが追われる理由を探るために。
 やがて、シュナイダー家を影で支配していた、アスフォデロスなる組織の、アルラウネの魔人「ペドラ」の正体を見抜き、これを討伐。
 こうしてマリウスは、再びアネットたちと行動を共にすることになるのだった。アネットたちが迫害されない場所を目指して。

 終わり。

 ペドラは、ルーベンス様がどうのこうの、と言うだけで、目的を言う前に死亡してしまったので、マリウスたちは特に情報が得られず。よって、これから幻覚魔法で、デュランたちの姿を変えて街で情報収集する、とのことです。

 戦闘スペックは、最高峰ながら、言葉も通じない、常識も通じない、と、それ以外の面でマリウスは苦労しています。
 それが結果として、どこまでやっていいか分からない、という状況を生み、必然的に戦闘力が発揮しづらくなっているという。
 まだ一巻だから、しばらくは、くよくよ悩んでくれても良いですが、これからも、それが続くと鬱陶しいので、どう調整してくるか、ですね。

 文章はweb版からずいぶん肉付けしたな、という印象。まあ私は、紙の本が好きなので気になりませんが、web版が好きな人には、細かくなった描写(テンポ)が気に入らない、ということもあるでしょう。
 戦闘シーンは非常にあっさりめで、一気に小者になる悪役が右往左往するだけ。それよりは、新世界でマリウスが、どうやって成長してゆくかに焦点が当たっているのでしょう。

 今回は、受けた恩は返す、と。情けは人のためならずとは、良く言ったものです。

 さて、まだまだ序盤で、盛り上がりにも欠ける展開でしたが、二巻以降も楽しみにしたいですね。

2017-07-28 : 本(小説・漫画)関連 :
Pagetop
« next  ホーム  prev »

呟き


プロフィール

風見澄香

Author:風見澄香
 据え置きはPS4しかないSONY大好きな雑食管理人。
 購入するゲームはほとんどPS4のもの。
 あとはヴァイスシュヴァルツと携帯電話のアプリゲームを趣味程度にやっています。

カレンダー

ブログ内検索

アクセスカウンタ

本棚

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ