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映画「ダーティハリー」感想

 またシリーズを見直そうかな(笑)。
 今回はクリント・イーストウッド主演の刑事サスペンス映画「ダーティハリー」です。
 若かりしイーストウッドが格好良い! ここのところは、老いたイーストウッド作品を見ていたからか、久しぶりの衝撃だった。
 やっぱり彼には静かな演技が似合う。

 本作では、自らの信念のためなら、悪人を殺害することもいとわない刑事と、何の目的もなしに、凶悪な連続殺人を起こす異常者との対決が描かれています。
 己の正義と現実の狭間で苦悩するイーストウッドに注目。

 「考えているな? この銃に、弾が残っているか」

著者 :
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日 : 2000-04-21
 型破りな刑事「ハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド)」が、マグナムを手に、凶悪犯と対決するサスペンス映画。
 刑事ものといったら、まずこの作品が出てくるほど好きな作品。シリーズも多く出ているが、中でも本作はもっともお気に入り。

 ダーティ(ダーク)ヒーローとして、キャラハンが孤独に戦う。彼の独特な台詞回しと、静かな演技が冴える。また、狂気を感じる悪役の演技も見事。

 警察や社会が異常者を守ることについても、考えさせられる。
 何度見ても面白い名作。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 サンフランシスコ市に対して、「スコルピオ」と名乗る人物から、連続殺人を行うとの脅迫状が、ひとり目の殺害とともに送りつけられてきた。
 この事件に、犯罪者を殺すこともいとわないことから、「ダーティハリー」の異名を持つ刑事「ハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド)」と、相棒として新人の「チコ・ゴンザレス」も担当になった。

 やがて、三人もの犠牲者を出すが、キャラハンはスコルピオを逮捕することに成功する。しかし、権利を無視した不当な逮捕だったとして、裁判所はスコルピオを無罪として釈放してしまった。
 さらに彼は、お金で他人に自分を殴らせ、その傷をキャラハンのせいだとして、加えて一連の殺人事件には関わっていないと言い出した。

 だが、その後バスジャックをして、飛行機を用意させ、逃亡しようとしたところを、キャラハンに阻止された。そして、キャラハン愛用のマグナム.44で、死亡することになったのだった。

 終わり。

 イーストウッドが走る! 大きな銃を撃つ! ちょっとふざけてみたり……。
 とまあ、若い頃の今とは違った魅力があるイーストウッドを見ているだけで満足ですね。
 政府組織や、警察組織のお役所仕事的な要素を批判しつつ(?)、力には力で対抗するイーストウッドが格好良い。

 キャラハンは、正義心はありますが、犯罪者を捕まえるためなら、容赦なく追い詰めてゆきます。
 しかし、それは組織には認められないし、世間からも冷たくされます。法律で守られている加害者(犯罪者)を捕まえる(あるいは殺す)ことについて、苦しい思いを持っているのではないかと思います。

 良く、悪人相手でも殺しはいけない! と言いますが、果たして、異常者スコルピオのようなものを守って、それが良い結果になるのか、不安ですね。
 もちろん、どんな理由があれ、人が人を殺すのは、許されることではありません。ただ、ダーティハリーでは、真の異常者として描かれているため、同情の余地なく殺されるところを見れました。

 しかし、彼が異常者になった過去は分からないし、もしかしたら、何らかの理由があったのかもしれません。そして、それに負けて異常者になってしまったのかも。
 現実でも、異常者と呼ばれる人々は、どうなのかな……、と思ってしまいます。

2016-12-09 : 映画関連 :
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