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映画「イエスマン“YES”は人生のパスワード」感想

 今回取り上げるのは、2008年のアメリカ映画「イエスマン“YES”は人生のパスワード」です。
 何事にも否定的で、ノーといい続けてきた男が、全てにイエスと答えたら……? というストーリーで、コメディとラブストーリーを組み合わせたような作風。
 とても面白い映画でした。爽やかな雰囲気を持つ作品です。あくまでも映画的なストーリーではありますが、それが楽しい。

 「怖かったんだ。積極的に相手と関わっても、いずれ失望されると思っていた」

 「ノー」といわずに「イエス」と答える。
 そうすると人生は変わる! というお話。つまり、何事にも前向きに取り組んでゆこう、ということ。
 もちろん、何でもかんでもイエスと言えば良いわけじゃなくて、本心から人生を楽しもうという気持ちが大事という教え。

 登場する人物は、初期の主人公を除き誰もが人生を楽しもうと生きている。長くも短い人生を、あえて楽しまないなんて絶対損というメッセージが伝わってきた。

 見ていて非常に気持ちが良い映画だし、見終わったあとはすっきりとした気持ちになった。
 私自身、ノーマンだという自覚があるので、これからはイエスと言うことができると良いな。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 積極的に人と関わらず、いつも「NO」と答えてきた男「カール・アレン(ジム・キャリー)」は、友人の誘いでとあるセミナーに参加することになる。そこの教えは、「YES」と言えば人生は明るくなる、というものだった。
 最初は義務感からしぶしぶイエスと答えていたカールだったが、やがて人との付き合いに楽しみを見出し、魅力的な女性「アリソン(ズーイー・デシャネル)」と出会うなど、本当に好転する。

 だが、セミナーの教えがアリソンに知られ、義務感から付き合っていると誤解されてしまった。これを受けてカールは、いったんは意気消沈するが、彼女に心からイエスと答えていることを訴え、ついに二人は恋人となるのだった。

 終わり。

 カールという男を見ていると、まるで私のようでした。
 知り合いからの誘いは断り、自分から誰かと関わろうとしない。なるほど、彼が「失望されるのが怖い」と言っていたが、まさに……。という感じでした。

 だからぐんぐん感情移入してしまって、こんな上手くいくのかよ、という気持ちにならず、カールが成長してゆくのを素直に応援することができました。
 作中では、「最初は義務からイエスといっていても、最後には本心から言えるようになる」というのがセミナーの教えでしたが、これは、確かに正しいことだと思います。
 何の本だか忘れましたが、似たような内容を語っていたものがあったと思います。

 やっぱり前向きな言葉を言うと、それが現実になる、というのはあるのでしょう。
 「いいよ」「ありがとう」「おめでとう」……、といった言葉を使っていると、それが不思議と生きる活力になるように思えます。
 逆に、「いやだ」「きらい」といった言葉ばかり使っていると、消極的な人格になってしまうのでしょう。

 ただ、日本人はもともと「拒否」しにくい性質だとは聞きますが、ただ拒否できず「はい」といっているからといって、明るい人生を歩めるとは思えません。
 作中でも述べられているように、本当に大事なことはひとつひとつ検討して、真に「はい」と答えられないといけないのです。

 ただ「はい」「はい」……、そう言っているだけでは、流されているだけ。自分の意思で「肯定」を掴み取らないとならないのですね。

 なんだか、作品の感想から離れてしまいましたが、これで感想を終わりにしたいと思います。

2016-05-16 : 映画関連 :
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