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映画「風立ちぬ」感想

 実在の技術者「堀越二郎」の半生に、かの有名な「風立ちぬ」の要素を加えた、監督「宮崎駿」による映画作品です。
 風立ちぬといえば、生と死の中で、純愛と幸福を見つめた美しい作品です。本作品は名前は同じですが、内容はほとんど違っています。
 飛行機の技術者(設計者)である堀越二郎を主人公にして、風立ちぬと同じく薄幸の女性との恋愛描写を加えた作品となっています。

 そんな映画「風立ちぬ」でしたが、個人的には大満足。淡々と進みながらも、美しい描写や、「夢」や「希望」に向かってひたむきに進んでゆく登場人物たちの情熱、美しさに涙が止まらない。
 戦争、震災、貧乏(不況)……、これは、時代背景が異なりながらも、現代に通じるものでもありますね……。
 ジブリ作品の中では、非常に珍しい作風だったと思います。

 この映画は、戦争の悲惨さ(反戦)を描くものでもなく、優れた戦闘機を開発したことを描くものでもなく、ただただ純粋に「夢」を追い求めた少年を描いた作品です。恋愛、仕事のために懸命に生きぬいた人々を描いた作品でした。

 表現、描写も凄かったですね。

 「きみの十年は、どうだったかね?」

著者 :
スタジオジブリ
発売日 : 2014-06-18
 劇場でも見た。
 「堀越二郎」という人物の人生に、「風立ちぬ」の「菜穂子」による死と生による純愛要素を加えた作品になる。
 堀越二郎は飛行機に憧れて、設計も任される飛行機技術者となるが……。また菜穂子も……。
 かつては空へ飛び立つための想いの結晶だった「飛行機」が戦争の道具となる……。
 宮崎駿最後の作品になると言うことで、さすが、力が入っていた。
 声に関しても今までのジブリ作品を見ていれば違和感は特に覚えない。
 ジブリ作品としては異色な作風ではあるが、見事な仕上がりだった。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 子どもの頃から、飛行機に憧れていた「堀越二郎(ほりこしじろう)」は、ついに夢かなって飛行機技術者となる。しかし、はじめて自ら設計を手がけた飛行機は墜落し、計画は失敗。
 失意の中、避暑地で休暇を過ごしていた二郎は、そこで、かつての震災時に縁あって出会った女性「里見菜穂子(さとみなおこ)」と再会する。

 惹かれあう二人だったが、菜穂子は難病である結核をわずらっていた。だが、二郎はそれも承知で、二人は結婚を前提とした交際をはじめることになった。
 短い結婚生活だったが、二郎と菜穂子は、一日、一日を真剣に、幸せに生きていった。やがて、菜穂子は死んだが、彼女のためにも、精一杯に生きぬいた二郎は、さまざまな飛行機開発を成功させてゆくのだった。

 たとえそれが国を滅ぼすことに繋がったとしても、二郎は夢を追い求めたのだった。

 終わり。

 

2013-07-22 : 映画関連 : コメント : 0 :
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Author:霞澄香
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