ゲーム・本(小説・漫画)・映画などの感想レビューがメインのブログです。

映画「真夏の方程式」感想

 今回見てきたのは、東野圭吾原作ガリレオシリーズ最新作、「真夏の方程式」です。
 ガリレオシリーズは触る程度にしか知りませんが、そこまで知識は必要ない内容でした。
 今作ですが、予想していたよりも、ミステリー色は薄いと感じました。しかし、最後は感動しました。こんな終わらせ方をするんだなぁ、と。
 どちらかというと、爽やかな作品でした。

 「秘密」と「真実」、そして「選択」。悩み、迷い、それでも、選択して生きてゆかなくてはならないのですね。

 原作本のリンクです。


 「ガリレオ」というシリーズのひとつらしい(私はガリレオシリーズをしらない)が、十分楽しんで見れた。
 自然豊かな島で起こった変死。事故か殺人か。
 偏屈な理系学者「湯川」と、とある「少年」とのやり取りから、真実へと迫ってゆく。
 「知ること」そして「選択」することを説く作品だった。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 物理学者「湯川学(福山雅治)」は、海底資源開発のアドバイザーとして、綺麗な海を臨む街「玻璃ヶ浦」を訪れる。
 しかし、湯川の泊まった民宿に同じく泊まっていた元刑事「塚原正次」が殺されたことで、周囲は慌しくなる。そんな中、湯川はふとした縁で、民宿の経営者の甥っ子「柄崎恭平」を構ってやったことで、事件に関わることになる。

 やがて、塚原がかつて逮捕した「仙波英俊」を追ってたどり着いた結論を、湯川は知ることになる。それは、ある一人の男が決断した選択。そして、秘密を抱えながらも生きるしかなかった、ある家族の犯した罪だった。

 終わり。

 あらすじはこんな感じ。
 内容としては、ミステリーものとして見ると非常に単純ながら、込められた言葉一つ一つが結構重い。
 知らないうちに犯罪の手助けをすることになってしまい、驚く少年に湯川が投げかける「一緒に悩む人がいる。きみはひとりじゃない」という言葉にはじんときました。

 今回は男女愛、家族愛、親子愛といった「愛情」をテーマに盛り込んでいて、それがゆえに残酷で悲しい結末に至ってしまうということでした。
 しかし、そんな中でもまっすぐに生きて、全てを知って、それでもなお過酷な道を自らの意思で選択してゆくことの大事さが描かれていました。
 重要なのが、湯川の言う「全てを知って、選択することだ」という言葉です。これが全てを語っています。

 ただ、環境保護と自然開発もテーマの一つ、ということでしたが、これは正直そこまで深く関わってこないので、あんまり気にしなくて良いです。あくまで背景というか、味付け程度なので。
 もちろん、自然開発と環境保護についても、考えて、自ら情報を集めて選択していかなければならない問題ですが。

 海という大自然の映像は美しく、湯川お得意の実験によって映し出される海底の映像は素晴らしかったです。

 現実には、どうしようもない「理不尽さ」「こんなはずじゃなかった」という後悔が、どうしてもついてまわります。発作的な行動が、全てを台無しにすることも多々あるはずでしょう。
 そういった点でみても、あくまで娯楽作品としての楽しみ方を残しながらも、人々の苦悩、後悔、そして今を生きる人たちを描いた本作品は、良い仕上がりだったのではないでしょうか。

2013-06-29 : 映画関連 : コメント : 0 :
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

Pagetop
« next  ホーム  prev »

呟き


プロフィール

霞澄香

Author:霞澄香
 線路の上しか歩けないブログ管理人。

カレンダー

ブログ内検索

アクセスカウンタ

本棚

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ