ゲーム・本(小説・漫画)・映画などの感想レビューがメインのブログです。

小説「RDG レッドデータガール はじめてのお使い」感想

 「RDG」一巻を読み終えました。内容、全然覚えてないのね、と思ったら、08年の作品でした。五年近くも前じゃあ、記憶も風化しちゃうよなぁ。一巻しか読んでませんでしたし。
 今回はアニメ化を機の再読でしたが、新鮮な気持ちで読めました。映像のほうを見たということもあって、想像しやすいのも良かったですね。

 さて、物語は一巻で序章が終了といったところ。しかし泉水子らは、死ぬか生きるかというレベルの謎解きをしなければならないようです。

 再読。
 現代を舞台にした和風のファンタジー小説。姫神、山伏といった内容を取り扱う。
 生まれもって強すぎる力を得てしまった臆病な少女と、その少女のために周囲に将来を決められてしまった少年の二人がメインの人物。

 一巻の内容は、二人が今までの自分を見直して、これからの生き方を考えるといったもの。

 読みやすい文章で、いったんはまればぐいっと読み進めることができて良い感じ。
 まだまだ二人は未熟で、関係もぎくしゃくとしているものだけれど、これから成長してゆくのが楽しみでもある。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 山奥にある玉倉神社で、祖父と暮らしている中学三年生の「鈴原泉水子(すずはらいずみこ)」。このまま地元の高校へ進み、友人たちと静かに暮らしていくのだと考えていた矢先のこと。
 父の友人である「相楽雪政(さがらゆきまさ)」が、息子の「深行(みゆき)」を、泉水子の下僕だと連れて現れる。二人は山伏であり、泉水子を守るための存在だと言うのだ。
 山伏として優秀な素質を持つがゆえに、全国の山伏たちから自分の将来を勝手に決められた深行は、雪政にも泉水子にも反発を抱いていた。上手に苛立ちを隠しながら、泉水子を背める深行には、泉水子もうんざりしていた。

 しかし、雪政によれば、泉水子が、母「紫子」の暗示と封印がかかっていた髪を(一部でも)切ったことにより、深行はいよいよ泉水子のそばにいなければならくなったという。
 ならば、紫子に談判すれば、どうにかなるのではないかと考えた二人は、東京への修学旅行を利用して、紫子と会う約束をとりつける。

 しかし、紫子とは「あれに見つかってしまった」ことで会うことができず、代わりに現れた雪政と紫子の家へ訪れることになった。
 そして、そこで泉水子に憑依した姫神と、深行は出会うことになる。姫神は、「近い未来、私が存在するか、日存在になるかが決まる」「永代にわたって山伏が営んできた労苦がむくわれるかは、後十五年で決まる。拮抗するものは海外にある」「泉水子が、最後の器になる」と、告げて消えていった。

 その後、玉倉神社へ戻った二人は、姫神のお使いである神霊「和宮さとる」の暴走と対峙することになる。そう、東京まで追いかけていたのは、和宮だったのだ。
 殺されたくなければ、山に残れ、という和宮に、泉水子はきっぱりと、私に従いなさい、と言い放ち、退けることに成功した。そして、舞いをして、和宮と決別するのだった。

 さらに、泉水子は山を出て、深行とともに、東京の「鳳城学園」へ入学することを決めるのだった。

 終わり。

 泉水子という少女は、周囲に守られながら暮らしていたが、成長するにつれて、徐々に精神のほうも変化を求めていったということでしょうか。
 髪を切ったことや、東京へ出てみようと思ったことなど。それがきっかけとなり和宮の暴走を引き起こしましたが、逆に、和宮のおかげで臆病な自分を認めて、変わろうとする気持ちを感じました。

 泉水子はかなり内気でした。しかし、生きるか死ぬか、という場面で気丈に振舞うことができる芯の強さも持っているようです。東京に出ることによって、行動力も得ることができると良いですね。

 一方で、深行のほうは裏表の激しい性格で(もちろん、悪いことではありませんが)、泉水子へも八つ当たりをするなど、ちょっと乱暴もの、という印象でした。
 それでも、意志の強さが見えましたし、これからどうやって父親である雪政、そして姫神泉水子と付き合ってゆくのか、気になります。

 まだまだ二人は成長途中の少年少女という感じで、雪政や野々村さんが持つような大人の余裕には敵いません。それがどうやって変わってゆくか、二巻以降も楽しみですね。

 一巻での内容としては。
 姫神とは、古来から山伏が信仰し、奉ってきた存在であり、女性にしか存在しない。山伏は修験によって霊的な力を得るが、姫神は生まれつき強力な力を持っている。姫神を手に入れることは、山伏たちが望んでやまないこと。
 などでしょうか。つまり、姫神である泉水子は世界規模で狙われてしまうというわけ。

 さらに「最後の器」だったり、「山伏の労苦がむくわれるとき」だったりという言葉から、泉水子にはまだまだやらなければならないことが山積みのようです。

 ……なんだかまとまりがなくて、読みづらい感想になってしまいました。無理して長く書こうとしてしまったのが失敗だった。
 二巻以降も読んでいこうと思うので、文章も改善していけるよう頑張ります。

2014-01-05 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

Pagetop
« next  ホーム  prev »

呟き


プロフィール

霞澄香

Author:霞澄香
 線路の上しか歩けないブログ管理人。

カレンダー

ブログ内検索

アクセスカウンタ

本棚

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ