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映画「フライト」感想

 今回見てきた映画『フライト』。ロバート・ゼメキス監督作品、主演はデンゼル・ワシントンです。
 内容としては、一人の男を主役に据えて、人間の弱さや、人が持っている善の心と悪の心という二面性での葛藤や、どう生きてゆくべきか、というようなものを描く作品だったと思います。
 しつこいぐらいに負の面を描写してあるので、先の展開が怖い進め方でした。
 けれど、終わり方は綺麗だったし、自らの意志で、正しい行動をしなければならない、とそういった道徳の訴えを感じました。

 もし、私が彼と同じ立場だったら……? 恐らく、現実に目をそらし、甘い言葉に従って逃げてしまうことでしょう。しかし、彼は最後に、「正しい」ことをしました。
 だからこそ、私は苦しくなったし、最後の彼の笑顔を眩しく感じました。

 予告編を見て予想していた展開とは、異なっていましたが、良い意味で裏切られました。
 ここから下はネタバレ含むあらすじです。長いです。

著者 :
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日 : 2013-07-18
 奇跡的な背面飛行を成功させ、被害を抑えたヒーローである機長(デンゼル・ワシントン)は、アルコール依存症だった……。
 本当に最後の最後になるまで、人間の弱い面をこれでもか、と描いており、見ている最中は辛い。

 だけど、それがあるから最後に「善」を行った機長の決断に拍手を送ることができた。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 航空機のパイロット「ウィップ・ウィトカー(デンゼル・ワシントン)」は、優れた操縦技術を持ちながら、私生活は酒びたり。これから飛行があるのにも関わらず酒を飲むなど、ひどいものだった。
 ある日、いつものように航空機を動かしていたが、突如制御不能の状態に陥り、急降下を始めてしまう。しかし、ウィトカーは、冷静な判断で背面飛行を行い、無事滑空して不時着させることに成功する。
 なんと、全乗客のうち死亡者は六名という数字にまで抑えたのだった。

 事故の原因は機体の整備不良であり、このままなら、彼は英雄としてたたえられえるはずだった。しかし、彼の血液から、基準値を大幅に超えるアルコールと、朝の気付けに使ったコカインが検出されたことで、雲行きは怪しくなる。
 弁護士「ヒュー・ラング」に、全ての証拠を潰し、公聴会を乗り切るまでアルコールは断て、と言われる。また入院した病院で知り合い、同棲するようになった元薬物中毒者の女性「ニコール」からも、アルコールを止めるよう散々言われたのにもかかわらず、ウィトカーは酒を止めることはなかった。

 やがて公聴会当日。ウィトカーには様々な質問が投げかけられるが、事件当日や、その前日などに酒は飲んだか、という質問に、(弁護士からの指示でもあったが)ウィトカーは「いいえ」と答えた。
 関わった人物に、酒を飲んでいなかった、普通だった、と嘘を言うように頼み、保身に走っていたウィトカー。

 最後の質問。「当日の機内では、ドリンクサービスをしなかったにも関わらず、ウォッカのビンが発見された。これを飲んだか」という問いにも、ウィトカーは「いいえ」と答える。
 それを聞いた安全委員リーダー「エレン・ブロック」は、「では、死亡した乗務員の「カテリーナ」が飲んだ、ということか」と問う。カテリーナも、アルコール依存症だったためだ。
 彼女に罪を擦り付ければ、ウィトカーの罪は問われることはない。再び空を飛ぶことができる。

 しかし、ウィトカーは、嘘をつくことができなかった。もうこれ以上嘘を重ね、偽りの誇りで空を飛ぶことはできない。彼は決意した。「自らはアルコール中毒であり、当日も酒を飲んでいた」と真実を語るのだった。

 こうして、刑務所に入ることになったウィトカー。しかし、一年がたって、彼は不思議なことに、囚われの身であるにもかからず、自由を、解放感を感じていた。
 酒はきっぱりと断ち、かつて酒が原因で別れた妻との間にできた(ウィトカーを嫌っていた)息子とも、友好的な関係を築くことができた。
 そして、息子との面会日。息子の「あなたは誰?」という質問に、「良い質問だ」と笑顔で返すのだった。

 終わり。

2013-03-01 : 映画関連 : コメント : 0 :
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霞澄香

Author:霞澄香
 据え置きはPS4しかないSONY大好きな雑食管理人。
 購入するゲームはほとんどPS4のもの。
 あとはヴァイスシュヴァルツと携帯電話のアプリゲームを趣味程度にやっています。

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