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映画「人生の特等席」感想

 クリント・イーストウッド主演の映画です。
 11月23日から公開しており、もうじきに終了してしまうのかな? 公開回数も少なくなってきていたので。
 内容としては、野球と、それを通じた親子関係を描いていて、堅実なつくりだったと思います。
 イーストウッドと言えば、監督もする俳優ということでしたが、久しぶりの主演になるのかな?

 劇場で見た。
 年老いた父(クリント・イーストウッド)と、その娘(エイミー・アダムス)の二人をメインとして、野球のスカウトを通じて、両者の長年のわだかまりが解消する、という話。

 内容としては、そこまで特筆するような深い展開や面白さはないのだけど、見終わった後に、とても良い気分になった。
 そういったさわやかさがこの作品の売りだと思う。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 野球のスカウトをしている「ガス(クリント・イーストウッド)」は、かつて鷹の目とも呼ばれたスカウトにとっての生命である視力が衰えていた。
 ガスと同じチームにいるピートから、ガスの様子がおかしいと聞き、また医者からガスの目が悪くなっていることを聞いたガスの娘「ミッキー(エイミー・アダムス)」は、彼について行動することを決める。

 かつて親戚や寄宿舎に預けられたことで、父親に対して複雑な気持ちを持つミッキー。ガスのスカウトの手伝いを通じて、徐々にお互いの気持ちが通じ合ってゆく。
 やがて、ガスは、なぜ自分で娘を育てることを諦めたのかを打ち明けた。
 自分では娘を幸せにできない、「俺は三等席だ」と語ったガスに、「父さんのそばが、私にとっての特等席よ」、とミッキーは答えるのだった。

 終わり。

 いやあ、とても心地の良い作品でした。人情味があり、すっきりしていて、面白かったです。

 父と娘が、お互いに素直になれずにいるのが、野球のスカウトを通じて徐々に打ち解けあってゆく、というのがメインの流れで、最後まで惹きつけられました。
 起承転結が綺麗にまとまっており分かりやすいというのもあるのかな。

 ガスの頑固さ、不器用さにはイーストウッドははまり役立ったなぁ。
 野球のスカウト一筋で、娘を育てることができないと諦め、それでも自慢の娘だと思っているガスと、弁護士になって父親に認めてもらいたかったミッキーの対比が良かったです
 それぞれが、スカウトと弁護士会社での昇進という重荷を捨て去ったことで、初めてお互いの気持ちが通じ合うところは、感動しました。

 そして、野球についてですが、前に見た『マネーボール』とは異なり、パソコン上のデータではなく、自ら選手と触れ合うことで、最大限の力を引き出すことができるという主張でした。
 データを過信する人物を悪役としていて、スカウトは画面上のものを見るだけでは駄目だ、と。選手の心を理解しなければならない、という感じでしょうか。
 確かに、数字だけでははかれない「流れ」というものはあるように思えます。

 本当に、野球が好きなんだなと思いました。
 あ、マネーボールでもビリーは選手とは交流していましたけどね。あれはどちらかというと、正しく評価されない選手についての話だと思いますし。

 野球に関しては知らなくても大丈夫でしょうけど、登場人物が野球クイズをしたり、歴代の選手名が出てきたりします。

2012-12-13 : 映画関連 : コメント : 0 :
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