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小説「誰もが恐れるあの委員長が、ぼくの専属メイドになるようです。」感想

 『おかゆまさき』氏によるラブコメディです。
 ゆるく読めるライトノベルでした。ストーリーも綺麗にまとまっていて、登場人物たちの掛け合いも軽妙で良かったと思います。
 脇役はそえる程度で、出てくるキャラクターの数は少ないのですが、行動の動機などがしっかりと書いてあって、内面が良く描けていました。
 本当にこんなことがあるのかよ! というツッコミはなしとして、出来事として面白いな、と受け取って読んだほうが良いと思います。
 二巻も出ているようですが、書店で見つからないので、取り寄せてもらうか考え中。十分綺麗に完結したと思うんですけどね。

 シンプルな物語だけど、余計な装飾がなくて、綺麗にまとまっていたので、十分楽しく読めた。
 目だって特徴的なことはないけれど、コメディはこの作品のような感じで良いのかもしれない。
 キャラクターも可愛かった。
 ただ作中の登場人物はみんなどこかネジが飛んでいると思う(笑)。


 以下ネタバレ含むあらすじ。切る部分が微妙で、長いです。

 あらすじ。
 どこにでもいる普通の高校生「浮原透」は、ある日学友に連れられて足を踏み入れたメイドカフェで、規律に厳しいと有名な同じクラスの委員長「鈴木未翠」がメイドの「スピカ」として働いていることに気づいてしまう。
 透に委員長だと見破られた未翠は、彼の専属メイドになりたいと言い出した。

 委員長をしている上で溜まるストレスを、メイドとして働くことで解消していた未翠。透は事情を理解し、未翠が出る予定の、高校の弁論大会が終わるまで、しぶしぶスピカのご主人様となることを決める。
 透と未翠は、ご主人様と専属メイドという関係を一ヶ月半に渡って続け、お互いのいろんな面を知り、徐々に打ちとけあってゆく。

 しかし、弁論大会が近づくにつれ、徐々に委員長としてのストレスがたまってゆく未翠。ストレスを解消するため、彼女は高校の教室で透のためにメイドカフェをやりたいと言い出す。
 未翠の限界が近いことを悟った透は、止めることを諦め、なんとか誰にもみつからないように高校の教室を使うことを決める。

 しかし、綿密な計画をたてて教室でのメイドカフェを決行した当日、担任の教師と数名の生徒に見つかってしまい、謹慎処分を言い渡される。
 これを受けて、未翠は委員長の仕事も、メイドとして働くことも諦めてしまった。

 責任を感じた透は、担任の教師に、あれは文化祭の予行演習だった、という少しの嘘と、委員長はメイドをしなければ潰れていた、という真実を混ぜて直訴を行った。
 委員長だから、と仕事を押し付けていた教師やクラスメイトたちは、自分たちこそが委員長を追い詰めていた、と反省し、未翠が学校に来る日、教室を一日執事&メイドカフェとし、迎え入れた。

 そうして、未翠は、メイド「スピカ」としても、「委員長」としても、受け入れられたのだった。

 これで「ご主人様」も終わりかな、と寂しさを感じていた透。ところが、未翠は、今度はメイドカフェの全国大会が終わるまで、専属メイドにして欲しいとお願いされた。
 まだまだ、ご主人様と専属メイドという、ちょっと奇妙な関係が続くのだった。

2013-02-03 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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