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映画「マネーボール」感想

 今回の映画は、見たかったけれど、見ずに上映が終わってしまった『マネー・ボール』です。これは、同名タイトルの書籍の映画化となっています。
 原作の本はノンフィクション作品で、特殊な理論を使って、資金力に乏しい球団がやりくりして良い選手を集めて勝ち上がる、というものだそうです。
 野球に関しての知識はあんまりないのですが、この作品は楽しんでみることができました。賛同するかどうかは別としてね。

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日:2012-10-03

 ブラッド・ピッドの演技が凄い。彼と一緒に一喜一憂できる。
 野球、それもGM(ゼネラルマネージャー)という裏方の話を描いており、様々な問題提起をしてくる。


 以下ネタバレ含む感想。

 あらすじ。
 オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャーをしているビリー・ビーン(ブラッド・ピット)。
 しかし、資金力に乏しいアスレチックスは、良い選手を獲得しても他球団に引き抜かれたり、そもそも手に入れるための資金が足りないという状態だった。
 不公平な戦いだと現状を嘆いていたビリーだが、ある日、トレード交渉に向かった球団で、ピーター・ブランドという男に出会う。
 彼は統計学や出塁率など、計算式や数字を利用した特殊な理論を用いて、既存のスカウト評価とは違う視点で選手を評価していた。
 彼の考えは、金で優れた選手を買うのではなく、チームを総合して勝利を手に入れる、というものだったのだ。

 ビリーはかつて、スカウトに多額の資金で契約を指名されたことがあった。そしてプロに入るが、結果を出せなかった。
 それを正しく理解していたピーターの考えは使えると判断したビリーは、ピーターを補佐に迎えて、球団の立て直しを図る。

 評価されない不遇の選手、評価の悪い選手を発掘し、はるかに安い契約金で手に入れる。
 方針転換により、当然古参のスカウト陣からは「野球は数字じゃない」など反対意見が多くでるが、それを押し切り選手を集めるビリー。

 ついにシーズンが始まった。
 しかし、ビリーの意図に反し、チームは勝つことができない。運用したてで、また監督の反対もあり、チームがうまく機能していないからだった。
 そうしてとうとう十四連敗。周囲も、「彼はコンピュータゲームをしている」などとビリーに辛く当たる。

 やがて、ピーターの意見を自己流で改造したビリーは、再びチームメンバーを変更。監督が起用していたメンバーをトレードに出すことで、無理やり自身の意見を通すことにした。
 また今まで選手と交わって行動しようとしなかったビリー自身も、選手たちと交流を深めることを決める。

 そうして、ついに回りだしたチームが、二十連勝という偉大な結果を出すことになった。だが、それでも最後まで勝ち残ることはできなかった。
 その後、ビリーの理論が使える、と判断したレッドソックスからきた高額のオファーを、ビリーは断り、アスレチックスに残る。

 一方で、レッドソックスは理論を用いてシリーズを優勝し、統計学を使った新たな野球理論を野球界に広めることになったのだった。

 終わり。

 かつてお金で野球選手になることを決めたのに、野球界で成功できなかったビリー。その後スカウトに転進するも、所属球団は資金がなく、良い選手が出て行くばかり。
 そこで、情報。選手をデータ化して評価するという手法で、埋もれてしまっている選手を発掘してゆき、ついに連勝記録を打ち立てる、という流れ。

 眼と経験も大事ですが、表層だけを見て選手を使うのではないというのが、このマネーボールの理論でした。
 最後にレッドソックスが優勝していますが、情報を制するものが勝つとは昔から言われていることですが、それに資金力も加われば鬼に金棒ですからね。

 さて、野球映画なのに、選手には眼を向けず、GMをしているビリー、選手を決める裏側にスポットを当てた作品でしたが、最初から最後まで飽きずに見ることができました。
 資金力がなく、負け続けという、どん底状態から、新しい理論を使って、野球界を変えようとあがいていくビリーの姿に一喜一憂して、頑張れ、と素直に思うことができました。
 選手たちがお金だけで評価されてしまう現実、資金力で差が出る現実的な問題をうまく表現できていたと思います。
 ブラッド・ピットの演技も凄い感心できました。追い詰められたときの焦燥感、うまくいったときの喜びなど。

 ビリーという人物の思想をうまく描いていたなぁと思います。

2012-11-29 : 映画関連 : コメント : 0 :
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風見澄香

Author:風見澄香
 据え置きはPS4しかないSONY大好きな雑食管理人。
 購入するゲームはほとんどPS4のもの。
 あとはヴァイスシュヴァルツと携帯電話のアプリゲームを趣味程度にやっています。

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