ゲーム・本(小説・漫画)・映画などの感想レビューがメインのブログです。

小説「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ4」感想

 小説「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」第四巻目の感想になります。
 ようやく半分が見えてきた。
 さて、前回もまた衝撃のラストで終わりましたが、はてさて、今回はどうなるか。不安半分期待半分で読み進めました。
 結果として、なあなあで終わりましたが。

 シリーズ四巻。
 良くも悪くも、普通に過ごす日常を描く作品なので、やはり奇抜な展開に欠けて、読んでいる最中は少々退屈だった。
 今回のヒロインたちにもいまいち魅力を感じないし、これ以上人を増やしてどうするのか……、という感じもある。

 それでも、毎回一応のサプライズがあるので、次巻に期待。


 以下ネタバレ含む感想。

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2015-05-29 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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映画「チャッピー」感想

 この記事は23日に書いています。

 映画「チャッピー」を観て来ました。
 ニール・ブロムカンプが手がける「ヒトとはナニカ」という問題を提起する名作でした。
 創造力。自身で感じ、考え、成長することができる人工知能を搭載したロボット「チャッピー」を通して、ヒトという種が持つ問題について問うてきます。ヒトは、既にゆるやかに滅ぶ道を歩み始めています。

 それは、ヒトが、創造することを諦めつつあるから。保存することはできても、新たに創造することのできる環境づくりができていないからです。チャッピーの進化の過程を見てみると。初期「怖い、なぜ?」。中期「ボクは生きたい。そのためにはどうすればいいの?」。後期「ボクはお前を許す」というものとなっています。
 後期のボクはお前を許すという台詞がすべてを物語っているような気もしますが、これはフィール的な問題であり、個々人によって感ずるところのある深い台詞です。「許してくれ」という「問い」に対する「解」がチャッピーのこの台詞です。

 あらゆる生命が持っている「種の保存」という枠から、ヒトははみ出しつつあります。それはヒト(自身)が滅んでしまうという恐怖心が薄れつつあるから。死ぬことの恐怖はあっても、それを実感することができないから。
 ここにヒトという種の現代社会が抱える問題があります。ヒトはただ敷かれたレールの上を歩くだけでいい。何も考えずに言われたとおりに、言われたことをやっていればいい。自分の手で考えるという創造力を破棄してしまう。

 作中でも、チャッピーを開発した天才でさえ諦めている「精神の保存(つまるところココロ)」という問題を、自らの創造力、考える力によって急速な学習能力を発揮したチャッピーは完成させます。コピー&ペースト(というよりバックアップか)することが究極的に正しいかどうかは問題ではありません。諦めることをしない。それが「学習プログラム」という下敷きにある「なぜ?」という「問い」と「解」を導くものだからです。

 今問題になっている「ゆとり教育」の弊害も、本来の意味としては「あまっている時間をどう効率的に使うか。問われたことに対して時間をかけてじっくりと考えてみることができるか」というものだったとわたしは思います。しかし、それの成功例はあまりにも少なかった。それが今の社会です。
 「詰め込み教育」というのは「可能性の芽」を摘んでしまうものでしょう。真に「ゆとり」ある教育というものを「考え、思考し、試す」ことで、はじめてヒトは創造力を発揮することが可能になるのではないでしょうか。

 この映画は近未来を描いたものですが、そこにあるSF要素はあまりにも少なく、またSF要素というものが必要でもありません。必要なのは、チャッピーの生き様に何を感じることができたか。それだけです。

 ま、これは個人的な感想です。ヒトは今でも創造力豊かに活躍している! と言われても、そうですか、としか言えません。文句は別にかまいませんが、わたしはこう思っているのですから。
2015-05-25 : 映画関連 : コメント : 0 :
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漫画「幸子に幸あれ1」感想

 「生春巻」氏によるブラック(?)コメディ漫画。「幸子に幸あれ」。
 ちっちゃな頃から梅干ひとつで育った高校生「日向幸子」の日常を描く。
 笑えないけれど笑えるコメディ作品。
 不憫な主人公の女子高生「幸子」の日常を描く。
 一歩外に出れば車にひかれそうになり、父親は借金を残して死亡。前の前の前の苗字を書いて試験は0点。
 食事は梅干ひとつとお米のみ。あるいは食パン一枚だけなんてときも。
 けれど、そんな状況でも幸子はいつも笑顔で生きて行く。そんなお話。
 ……不憫すぎてもうなんもいえない。というか、ときどき入る幸子の一言が重過ぎる……。
2015-05-18 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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小説「名探偵なんか怖くない」感想

 今ではトラベルミステリで有名な西村京太郎氏の作品の中では、やや毛色の違う内容。全四部作だが、一作目のこれしかいまだ読めず……。
 初期の頃は、色々と挑戦していたのだなと感心。もちろん、今の十津川シリーズも好きだが、こういった内容も良い。

 各国を代表する名探偵たちが一堂に集い、各々会話に花を咲かせるのは読んでいて楽しい。また彼らが活躍した事件や、性格に対しての指摘も良い。
 これだけ読まれている作品から探偵を出すのだから、ファンにとっては、いまいち不安になるかもしれないが、十分魅力は出ていたと思った。


 以下ネタバレ含む感想。

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2015-05-15 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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小説「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ3」感想

 小説「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」三巻の感想になります。
 もたついている間に、もう十巻出てしまいました。追いかけるのが苦痛になったら、途中でも打ち切りにしますので、すみませんが、そこはよろしく(苦笑)。
 さて、第三巻は、ようやく話が進展。今までの準備が終わり、秋人を襲う事件とは……。

 シリーズ三巻目にして、ようやく本筋へ入るかも、というところ。
 秋人と秋子の関係を揺るがす大事件に発展するか……?

 文章は読みやすいが、少々くどく気になる書き方で、これも何か狙いがあるのか。
 読む時間も短く、空いた時間の暇つぶしにはちょうど良い。


 以下ネタバレ含む感想。

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2015-05-08 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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小説「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる3」感想

 また間が空きましたが、「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」第三巻を読み終えました。
 三巻目にして、四人目のヒロイン候補が登場。
 果たして、最終的に誰が残るのか。あるいは、痛みわけに終わるのか。そもそも、終われるのか。
 きちんと、終わらせてくれることを祈る(笑)。

 俺修羅三巻。
 今回は、新たな彼女候補登場と言うことで、背景説明がメインのため、話はあまり進まず。
 幼なじみ、彼女、元カノ、ときて今度は婚約者と被らせずに王道的なキャラクターを配置するのは見事。
 今回の新キャラ「愛衣」は、女の子らしい女の子なので、これから埋もれずアピールしていけるか期待。

 主人公のは、鈍感というより、逃避に近いのではないか、と思った。


 以下ネタバレ含む感想。

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2015-05-04 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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小説「チョコレートと青い空」感想

 今回取り上げるのは、課題図書にも選ばれた「チョコレートと青い空」という作品です。
 作者は「堀米薫」氏で、挿絵は「小泉るみ子」氏。
 日本ではお菓子の名前になるほど、チョコレートの原料カカオの産地として有名なガーナ。
 果たして、そこから日本に来ているチョコレートには、どんな背景があるのでしょうか。
 それを知ろうとする人は少ないと思います。棚に並んだチョコレートを見て、なんとなく甘いものが食べたくなって買ったり、子どもにせがまれて買ったり。

 この本では、農業関係が中心で、チョコレートに関する話題は少ないですが、その中にも、ぎゅっと、伝えたいメッセージが込められているように思いました。
 農業に対する考え方。自分の国に対する思い。そして、知ること。

 作者の体験談が元になっているだけあって、さまざまな内容が分かりやすくまとめられており、なるほど、課題図書に選ばれるだけある、と納得でした。
 主人公と同じ小学校の五年生の子どもにも良いですが、大人にも十分通じる内容です。

 農業研修としてきたガーナ人の男性と、小学五年生の少年とのお話。

 知らないことは罪……、とまでは言わないが。
 知ろうとしないこと、無関心でいることをやめて、まずは一歩を踏み出そうという気持ちにさせられた。
 発展途上国が、きちんと発展できる(精神的にも、物質的にも)環境を整えることが、まがりなりにも先進国と呼ばれる国々の役目なのではないだろうか。

 チョコレートというお菓子から、見えてくる世界がある。


 以下ネタバレ含む感想。

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2015-05-01 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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風見澄香

Author:風見澄香
 据え置きはPS4しかないSONY大好きな雑食管理人。
 購入するゲームはほとんどPS4のもの。
 あとはヴァイスシュヴァルツと携帯電話のアプリゲームを趣味程度にやっています。

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