ゲーム・本(小説・漫画)・映画などの感想レビューがメインのブログです。

映画「永遠の0」感想

 今回は、小説の映画化「永遠の0(ゼロ)」を見てきました。原作は百田尚樹氏。監督は山崎貴氏となっています。
 もともとが、官僚制やマスコミに関して否定的な意見も多い作品でしたので、映画化するのかぁ、と知ったときには驚きました。
 そんなところも含めて、不安はありましたが、ぎゅっと内容をつめながらも、複数人の語りで進行して、全てが最後に繋がるという、原作の良いところを残した映像化でした。
 なにより、役者のイメージも演技も良い。特に岡田さんの表情には感動した……。
 人が持つ信念の素晴らしさ。戦争という病気を、上手く表現していたと思います。絆、愛、命、それらの重さを訴える反戦映画として、素晴らしい仕上がりでした。

著者 :
アミューズソフトエンタテインメント
発売日 : 2014-07-23
 「お前には帰りを待ってくれているやつらはいないのか!?」……。この言葉を当時の人々がどれだけ胸に秘めていたのか。どれだけ生きて帰りたかったのだろうか。
 国に殉じるという「建前」で命を投げ捨てさせられ、特攻をさせられ。最後の言葉である遺書にすら本当の「気持ち」を書くことが許されない。
 そんな戦争の最中で「生きる」「生き残る」という強い意志を持っていた彼。彼は最後になにを思ったのか。
 「その頃には、どんな世界になっているんでしょうね……」。このシーンになるたびに辛い思いを感じる。いまだ世界には悪意が残っている。
 真の意味での「平和」とは、いったいなんなんだろうか。


 以下ネタバレありの感想。

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2013-12-21 : 映画関連 : コメント : 0 :
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映画「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」感想

 お兄ちゃん良い人じゃないか……。

 はい、と言うわけで、見てきました「仮面ライダー×仮面ライダー」。ウィザードも鎧武も、お気に入りなので、一度で二度美味しい内容でした。
 今回は過去ライダーはあまりでしゃばらずに、ウィザードと鎧武に注力していたのが高評価でした。もう過去ライダーをとりあえず出しとけ、というのでは、上手くいかないでしょうしね。
 さて、物語としては、本編終了後の完結編となるウィザード編と、外伝(パラレル)になる鎧武編。そして二者が集う合戦編の三部から成り立っています。

 敵役の正体がいまいち不明(目的は分かるけれど、どうしてそこにいるのか、という点で)だったんですけれど、それをカバーできるくらいにアクション面や、登場人物の描写が良くて、気にはなりませんでしたし、楽しめました。

 ウィザード編では、弱さを抱えながらも、希望のために戦い続ける覚悟を新たにする晴人の姿が描かれていました。彼は最初からヒーロー(仮面ライダー)だったわけではなく……。仁藤も相変わらず良いキャラしてる。
 個人的には、今回の映画で最高に楽しめたシナリオ。思い入れが違うし、コヨミとの関係のあり方も良かった。

 鎧武編では、ヒーローになる途中で、まだ覚悟も何もない紘汰が、戦う意味について知って成長する姿が描かれていました。本編もこれからどんどん盛り上がってくるところですし、パラレルとはいえ、期待は膨らみますね。

 ウィザード編と鎧武編の二部(あるいは三部)からなる本作。
 今回、メインとなるのは今の生きる鎧武と一代先輩のウィザード。
 過去ライダーは味付け程度の登場で、個人的には逆にそこが高ポイント。
 過去ライダーばかりに頼っていては、発展はしない。
 戦う覚悟を新たにしたウィザードと、覚悟の字すら理解できない鎧武。
 この二者を対比させながら、徐々に「戦う」ことについての意味を問うてくる作品だった。


 以下ネタバレ含む感想(時間ができたらより詳しく加筆する予定)。

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2013-12-15 : 映画関連 : コメント : 0 :
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映画「かぐや姫の物語」感想

 スタジオジブリ、高畑勲監督作品「かぐや姫の物語」を見てきました。
 気になってはいたのですが、なかなか機会がこなかった作品。公開からは少し遅れましたが、かえってゆっくり見れて良かったかもしれません。
 さて、この「かぐや姫の物語」は、日本人なら誰でも知っている「竹取物語」を原作にしている作品です。

 なぜ、かぐや姫は難題を出したのか、なぜ月に帰るのか、そういった謎に、ある程度の余地を残しながら、高畑監督が考えた解釈が提示されてきます。

 温かい特徴的な絵柄と、夢なのか現実なのか分からない受け手にゆだねる演出と、個人的には非常に満足のいった作品でした。
 竹取物語を知っていたほうがより深く入り込んでゆけるでしょうが、そこまで詳しく知らなくても大丈夫でしょう。ただ、「姫の犯した罪と罰」という意味をより深く理解するには、日本の古典や仏教思想なども知っていると、良いと思いました。

 以下ネタバレ含む感想。

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2013-12-08 : 映画関連 : コメント : 0 :
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小説「永遠の0」感想

 読み終えていながら、公開するタイミングを逸していた作品「永遠の0」の感想になります。著者は百田尚樹氏。
 今回映画も公開するということで、ちょうど良いですね。

 読むのに時間はかかりましたが、それに見合うだけの面白さがありました。
 いや、面白いって言って良いのかな。どれだけ私が無知な存在なのか、ということをまざまざと見せ付けられた気分です。
 ただ淡々と現実を見せ付けられている、そんな感じでした。
 戦争を取り扱った本や映画などの作品は今までにもそれなりの数を見ましたが、ここまで泣かされたのは久しぶりです。

 戦争で本当の祖父を亡くしたと聞いた姉弟が、その祖父とともに戦争を経験した人たちの話を聞いてゆく、という形で物語は進みます。

 圧倒的な臨場感を持つ作品。
 とある姉弟が、戦争での特攻で死んだ祖父のことを調べることになり、祖父と戦争を経験した戦友たちから話を聞いてゆく形で話は進む。
 メインとなる「ぼく」にどれだけ感情移入できるかで、読み終えての感動の度合いも変わるだろう。

 しかし、途中の軍人たちの話も、涙なくしては読めない。
 小説としての物語性を持たせるため、多少の脚色はあるだろうけれど、それを考えても非常に現実感あふれる文章だった。

 こういった作品を通して、少しでも「戦争」のこと知り、戦争を「過去」の出来事にしてはいけないんだと思う。

 誰が「悪」というわけじゃないんだけど、国を信じて戦った当時の人々の苦悩を思うと、やるせない気持ちになる。
 そして、身勝手な人々と、他者を慮れる人々の対比が辛い。


 以下ネタバレ含む感想。

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2013-12-04 : 本(小説・漫画)関連 : コメント : 0 :
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風見澄香

Author:風見澄香
 据え置きはPS4しかないSONY大好きな雑食管理人。
 購入するゲームはほとんどPS4のもの。
 あとはヴァイスシュヴァルツと携帯電話のアプリゲームを趣味程度にやっています。

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